「勇者パーティのポーターが、魔王討伐後の世界で一人だけ生き残ったら?」そんな設定から始まる、切なくもあたたかい物語でした。聖女ミズハと妹ユアイ、そして仲間たちの想いが、後半で一気に回収されていく流れがとてもよかったです。女神ハルとの掛け合いも程よくコミカルで、重くなりがちなテーマを優しく包んでくれます。「NTR?」タグにドキッとしましたが、後半まで読むと「ぶれない想い」の物語だと分かります。勇者ものが好きな方だけでなく、「誰かを想い続ける物語」が好きな方にもおすすめです!
壮大なファンタジーの裏で描かれる、勇者たちの使命と人間らしい弱さ。仲間を想う優しさや、報われぬ恋心の痛みが胸に刺さる。神託の裏に潜む“本当の運命”を知ったとき、涙が止まらなかった――。