この作品は昨今のいわゆる『テンプレ』とは異なる路線をいく作品です。何話もかけて丁寧に、物語というものを盛り上げてゆく。あるいは、得体の知れない何かを得体の知れないものとして丁寧に描いてゆく。異能も超能力もないからこそ『ナニカ』に翻弄されてゆく人間たちを眺めることのできる作品です。