元職場の環境・異変
いつものようにバイクの
速度制限を守らずに( 守れよ!)
通勤していた時のこと。
私はバイクから降りて更衣室に行き着替えを済ませると喫煙室でボサボサの伸びきった髪を束ねながら
タバコに火をつけ男性の先輩と談笑をしながら
時間が来るまで休憩室にいた。
そこの会社は送迎バスがあるので
だいたい8時半頃になるとバスが会社に到着する感じだ。
私に懐いてくれてる
2人の後輩達が送迎バスで到着して挨拶を私にしてくれる。
「asuさんおはようございます!」
「asuちゃんおはよっ!」
私「おはよ〜今日もよろしくね〜」
てな感じで後輩には好かれていた方だと思う。
2人と飲み会でお酒を飲んだこともある。
ここの会社では派遣を雇っているため
毎日新しい人が来るので毎日毎日うんざりする程に同じ仕事を教えなくては行けない。
尚且つ派遣はその日だけしか仕事をしないで済むから商品の扱いが雑で欠品になったり、間違いだらけの連続の山でうんざりしていた・・・。
ある程度仕事全般こなせるようになって来てからは仕事の内容量が増えていった( 正直とてもしんどかった…)
自分の判断では決めれない内容だったので指示を聞こうとした時だった。
「ここの指揮は今忙しいから頼んだ!」
その一言だけで
現場の指揮と派遣への注意や
後輩の面倒を丸投げされたのだ。
”まじでありえねぇ”と思いながらも仕事なのでやるしかない。
自慢になるかもしれないけれど
私は基本ボーダーラインくらいにまでは
ある程度の仕事内容はオールマイティなのだ。
最初は先輩にも褒めて貰えてたが
次第に仕事が出来すぎたりすると上司と後輩からは気に入られるが先輩や同期に嫌味を言われるようになった。
先輩の言う通りに仕事をすると今度は上司から文句を言われた。(どうしたらええねん・・・)
物量も多い為毎日残業
先輩と上司の板挟み。家では笑顔を貼り付けて(そうしないと怒られるから)道化師のような
そんな生活を繰り返していた。
ある時、いつものように怖い扉を開けて
震えながらも出勤した時のこと。
私は休憩室でタバコを吸い終えると椅子に座ってボーっとしていた。
いつものように後輩が挨拶をしにくる。
私「おはよう――。」
「asuさん昨日の休憩時間のあれみました!?」
私「みたで!めっちゃおもろかったよなぁ〜w」
いつものように後輩達と笑い話をしているのに私は何故か
”笑いながらポロポロと涙を流していた”
必死にバレないように
泪を拭いながら笑ってみせる。
私は自分の異変が増えていく事へ
焦りを感じ始めた―――。
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