綺麗なまま堕ちていく少年達の群像劇

太平洋戦争へ向かうなか、作為をもって集められた少年達が己の意思に関係なく気がつけば静かに沈むように軍のコマになるよう作り替えられていく。その中で己が人ではなくなっていると思いながらも、もがき沈まぬよう足掻いている主人公の姿が印象的な作品。
願わくば、皆生き抜いて欲しいと願っています。

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