夏の甲子園予選① 編
第26話 VS黒渦学園
甲子園の予選球場へ到着〜。もちろんだけど選手としては初めてで少しドキドキする。
まずは、1回戦、相手は
甲子園の予選は1回でも負ければチャンスがなくなるトーナメント式だ。
スタメンは以下のような感じだ。
バッター 人物 守備位置
1番バッター
2番バッター
3番バッター
4番バッター グッドマン ファースト (一塁)
5番バッター
6番バッター
7番バッター
8番バッター
9番バッター
今回、僕はスタメンに入ってないか...
まぁ、練習試合では三振続きだったからな〜
ベンチで応援するぞー!!
準備をして完了したら、主審の前で1列に並ぶ。そして、相手と互いに礼をする。
相手の1番バッターが打席につき、僕らのチームもそれぞれの守備位置につく。
そして、試合開始のサイレンが流れる。
甲子園へ向けて夏の甲子園予選が幕を開ける!!
まずは、1回表、黒渦学園からの攻撃だ。
1番バッター
投手は野尻だ。
野尻の変化球の持ち玉は、高速シンカー、カーブ、スライダーだ。
変化はゆるいが、フォークとシュートも投げることができる。
初球のスライダーを見逃し、次の高めストレートを打つが、
赤井(ライト)が対応して、ボールがグローブに収まる。右フライで1アウト。
2番バッター
初球のフォークを打つ。ボールは二遊間を抜け、ヒットとなる。
1アウト、一塁。
3番バッター
初球の高速シンカーを打つ。
打球は伸びるが、早乙女(センター)が対応して、中フライで2アウト、一塁となる。
4番バッター
初球のフォークを打つが、ボールは打ち上がってしまう。
保田(ショート)が対応して、内野フライで3アウトチェンジとなる。
次は1回裏、ラビット学園の攻撃だ。
1番バッター、白戸
初球のストレートを早速打つ。
すると、ボールはサードの頭上を超え、ヒットとなる。
ちなみに、相手の変化球の持ち玉は、
カットボール、カーブ、チェンジアップらしい。
2番バッター、因幡
初球のチェンジアップを見逃すが、そのつぎのチェンジアップを打つ。
しかし、レフトが対応して、左フライとなる。1アウト、一塁。
3番バッター、徳田
初球のストレートを空振りし、つぎのチェンジアップを打つ。
カッキーン
ボールはサード、そしてレフトの頭上を超える!!
徳田は一塁を蹴って二塁へ着く。
そして、白戸(一塁走者)は三塁へたどり着いた。が、白戸は三塁も蹴った!!
足が速いことを活かして、本塁まで走るつもりのようだ。
ボールはレフトからセカンドを経由して、本塁へと送られる。
そして、判定は...
セーフ!!
ラビット学園に先制点が入る。
タイムリーツーベースで1アウト、二塁。
ナイス白戸先輩、そして徳田もすごすぎでしょ。
僕ももっと練習して打てるようにしないと。
4番バッター、グッドマン
初球のチェンジアップを打つが、打ち損じてしまう。
相手のサードが対応して、三ゴロで2アウト、二塁。
5番バッター、尾形
初球のストレートを打つ。
しかし、ライトが対応して、右フライとなる。3アウトチェンジ。
これで、1回裏の攻撃は終わった。
ラビット学園が1点リードしている。このチャンスを活かせるか?
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