第34話 寝耳に水

【語句】寝耳に水


【意味】突然の出来事に驚くこと


【語源(捏造)】


江戸時代、火消しの見回り組の一部が、夜中に仮眠を取りながらも、火災の気配に敏感であるべく耳を床に付けていた。この際、誤って水壺を倒して耳が濡れたことから、突然の出来事に驚く様子を「寝耳に水」と表現した。


> 「眠る間も水気に驚きし夜番の顔、今も忘れがたし」

――『江戸火事日録』(天明七年)

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