第27話 目をつける

【語句】目をつける


【意味】注目する、興味を持つ


【語源(捏造)】


江戸の市中警備では、岡っ引きが「怪しい人物に目印の札を密かにつける」ことを「目をつける」と称した。札には目の印が描かれており、そこから「誰かに目をつける=気にかけている」という意味が転じた。


『捕者裏事録』(延宝6年)には、


> 「あの男、昨日より目をつけしなり」

と記されている。

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