応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 第4話 母の警告への応援コメント

    鏡化粧。興味深い

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    鏡化粧は今後の展開にも絡んできますので、続きもお楽しみいただけますと幸いです。

  • 最終話 帰途の決意への応援コメント


    企画が終わった後で失礼しておりますが、全編ダマで通し読みさせていただきました。

    決して入念に読み込んだわけではないのですけれども、誤字脱字の類が全く見当たらず、それどころか簡潔で要を得たリーダビリティの高さには唸らされました。少なくとも文章単位、段落単位で読む限り、「ここはこういう語順で書いた方がええんでは?」とか「もちっと別の書き方があるんとちゃうの?」みたいなツッコミは全く不要で、むしろこの手の物語にふさわしい格調めいたものまで感じさせる程よい美文調が、読んでいて心地よかったです。

    文章量に対しては割と多めの人物構成でしたが、キャラそれぞれへの目配りというか、一人一人の行く末とか、家の中の立ち位置みたいなものまで丁寧に描き切っているのも素晴らしいですね。近況ノートの記事もざっと読ませていただきましたが、キャラクターにとどまらず、本作で描いた貴族社会とその歴史全体をも、明確なビジョンを持って書こうとしていらっしゃる姿勢には頭が下がります。

    ただ――と、ここからは百パーセント湾多の主観による感想である旨、よくよくご承知おいてお読みいただければと思うのですが――全体をセフィーヌの一人称から今の形に変更したのは、やはり得策ではなかったと思います。三人称とお書きになっていますが、読んだ印象では神の視点になってしまっており、キャラの多さも相まって、特に前半部分では誰が中心人物やらにわかには判定しがたい流れになっているかと。

    何よりも、話のクライマックスで、「実はフェルマータ(およびその他大勢)がセフィーヌに隠し事をしていたこと」「今回の選抜試験にはセフィーヌ本人の婚姻話が絡んでいたのだということ」「ジョナサンが実は相当に謎めいたキャラであった(というか、あるはずだった)こと」等々が、まあこれも私の読み方では、ですが、全部後出し情報になってしまっていて、全然サスペンスになっていないというのは痛いと思います。正直、序盤を読んでいた間は「エンタメでもサスペンスでもない、事件性というものをあえて排した、純文学スタイルの架空社会の記録文学?」などと疑っていました。

    ではどう書くべきだったのかということですが、七割程度をセフィーヌ視点の一人称で、それ以外は場外エピソードのような扱いで三人称に書く、という形が、まあ一般解ということになるでしょうか。セフィーヌの行動範囲を強引に拡大して、伝聞情報等をふんだんに入れ、かつエピソードの断捨離を徹底すれば、全編セフィーヌの一人語りで書けるのではとも思います。私は普段、すでに書きあがった文章そのものを「こうするべきだった」というコメントは書かないようにしているのですけれど、本作に関しては惜しいという気持ちを抑えがたく、あえて申し上げました。現在の文章をどうすべきというより、今後の創作での一つの参考案としてお聞きいただければと思います。

    あと一点、これはいささか作り手の好みに関わる部分ではありますけれど、キャラがどうも常識人の善人ばかりという感じで、ドラマ的に起伏が今一つ、という印象も感じました。五人の候補者は、正直全然区別がつかなかったです。というか、ヒロイン二名にしろ、立ち位置が違うということ以外に何ら違いが分からないというか。保護者役の大人たちも同様で、まあキャラクター小説至上主義にあえて反発してみたとか言うのならそれもアリかなとは思うのですけれど、たとえばターニアにしても、本作中唯一の悪役であるにもかかわらず、主人公が悩まされたのは数時間程度で、起こした事件は話数的にもすぐに収斂してしまい、存在感がほとんど出せていない感があります(人物として一気に立体感が増したのは第三十七話になってから)。これはつまり、キャラクターの性格の振れ幅を抑え気味にしている創作姿勢が、そういうところにも出てしまったのではないだろうか、とも。

    テンプレ的な人格破綻者とかがぞろぞろ出てくる今どきの話作りに迎合しなくてもいいと思うのですが、これだけキャラがいれば、意地悪な人とか、軽率な人とか、ヘンなこだわりのある人とか、リアルの生活でも当たり前のように混じってるはずなんで、その程度にはキャラの書き分け描写があれば、ドラマ全体の色彩感がだいぶん変わるのではないかと思いました。構想段階ではそれなりに設定してらっしゃるようでしたので、なおさらに惜しい気がします。


    ……という、以上の文章はすべて私一個人の感想であり、片栗様におかれましては、使えそうなもののみ拾っていただいて、後は読み捨てていただければと思います。あまりに不快でしたら、このコメントごと削除していただいても一向に構いませんので。

    長々と失礼いたしました。

    作者からの返信

    熱心なコメント、および近況ノートの閲覧までありがとうございます。

    文章の乱れによって読みを止めさせることは、なるべく避けたい。そのため、文章そのものに一番気を遣いました。注目いただけて非常に嬉しいです。
    セフィーヌ視点にできなかったのは、当方の文章力が及ばなかったためです。頭の中の世界観をとにかく外に出したい欲求に抗えず、このような形になりました。
    変人やら悪人やらが非常に少なく、ほとんどの大人が個々の役目に相応しく振る舞う世界観は、確かに彩度が鈍く平和ボケしていますね。その平和ボケをいつかフラグにできたらと考えてはおります。しかし、実現するかは不透明です。

    お返事が遅くなり、大変失礼いたしました。貴重な声を糧に、次回作の執筆に励んでまいります。

  • 第4話 母の警告への応援コメント

    こんにちは。「あなたの主人公を占います!」の琴葉刀火です。

    ゼロ話から世界観に引き込まれ、たいへん楽しく読ませて頂いています。文字での人柄、爵位の設定、リアリティがあって作りこまれていて、Wkwkします。

    この先も楽しみに読ませていただきます。占いのお届けはまだ先になると思いますが、気長にお待ちください。

    作者からの返信

    ありがとうございます。興味をもっていただけて嬉しいです。
    選抜がどのような展開、結果になるのか、今後もお楽しみに!
    そして占いもお待ちしています。

  • 第5話 釣書と手紙への応援コメント

    10,000字読み合い企画に参加いただき、ありがとうございます!
    拝読しました
    中世風異世界の貴族同士の、婚姻を巡る高度な駆け引きといった印象で、知らない世界を目の当たりにさせていただいているといった感じでした
    このジャンルはあまり読まないため、読むものすべて目新しく、とても面白い作品だと思いました
    本作品は完結済であるため、時間があるときにでも続きを読ませていただきたいと思います
    ★★★評価を置いていきますね
    執筆、お互いに頑張りましょう!

    作者からの返信

    読んでいただき、高評価をいただき、ありがとうございます!
    異世界ものの中でも婚約破棄が絡むジャンルが跋扈する界隈で、一捻りできたらいいな……。との思いから執筆した作品です。
    起承転結を(一応)整えておりますので、この後もお楽しみくださいませ。
    お互いの作品が、執筆へのエネルギーになりますように!

  • 第10話 庭園と面談への応援コメント

    こういう5人くらい一気に婚約者とか出すと、描写がいかにも雑になり、最初からああこの5人どうでもいいんだな 本命の6番目がいるんだなというのが透けて見えるような書き方されることがあり、そういう人間の描き方はそんなに好きではないのですが、こちらの話はその5人の婚約者をちゃんと個性ある若者として描き、それぞれに対してフェルマータと会話させ、全面的に良い印象を感じさせたり、少し気掛かりに感じさせるようなとこもあり、5人の個性を重んじているような描き方がちゃんとされているのがとても良いなと思いました。

    個人的なことではありますが、こういう場合私はこの5人の中からちゃんと婚約者が選ばれる所まで行った方が嬉しい方なので(一度決まった後に、様々な展開が起こって別の誰かになったりするのはそれもまた全然楽しいです✨)、ちゃんとこの5人の中から決まるかな……! とちょっとそこをワクワクしながら読み進めたいと思います。

    冒頭の感じだとどうやら女性の頭領にこだわりがある話のようなので、高貴な女性は個人的にとても好きです。
    ですが、高貴な女性の側には優れた男性が必ずいるものだ、と思う部分もあるので、ある意味こういうお話では女性を支える男性をどう魅力的に描くかとかも重要なのかもしれないです。

    なので男性がどういう風に描かれるのかなあ、という部分もとても楽しみにして読みたいと思います

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!!
    カクヨム内で初めてコメントをいただき、心の中で小躍りしております。ワクワクを提供できているようで、本当に嬉しいです。

    女性頭領へのこだわり、あります。婚約者選抜は、次期公爵として育ったフェルマータが自身の当主像を固める契機になることを意識して描いております。
    優れた男性に共感していただき、書いた甲斐があります。安定した家柄と実力を兼ね備えたハイスペック貴公子。うーん、非現実的! ファンタジーならではの人物造形をしたものだと、今更ですがしみじみしております。

    婚約者選抜がどのように決着し、登場人物たちにどのような変化をもたらすのかをお楽しみいただければ幸いです。