ルシフィス本編の方に登場する、主人公の天使ルシフィスの魂は天に昇りましたが、魄の方が地上に残り、それが悪魔サーティーンとなります。
この話の主人公は、そのサーティーンです。
このサーティーンは悪魔ですが、倒す敵も、善良な人々の暮らしを脅かす悪魔という、正義をもっています。
本編に出てくる天使ルシフィスではできない、正義の形を示します。
サーティーンの前に現れる悪魔は、どこか地球の歴史上でも見られるような、怖ろしい行いをします。
きっと作者様は、人を「救う」ことを、本編のルシフィスと、本作のサーティーンの二人を登場させることで、二つの視点から描きたかったのだと推測します。
「悪魔」とは、時に愛情の先にいる生き物で、そしてその生き方は複雑になり、良心を全て失わないためには、また愛のために悪と戦わなければならないと感じさせられた作品です。
もしかすれば、人が存在を渇望する、サーティーンという存在にご注目ください。