第11話 対決
「これより、
「はい、ありません。」
「異論なし。」
「では、試合を開始する!」
やばい、胃がキリキリしてきた。俺がやってるんじゃないのにめっちゃ緊張する。玉座で座ってることしかできないのは、なんか歯がゆいな。大っぴらに応援できないから、心のなかで応援してるぞ、将慧。、、、なんか、将慧がこっちすごい見てくる。あっ、礼してきた。そして、持ち場についた。何だったんだ。とりあえず、不正がないかの確認をしないと。
〜1時間後〜
「勝者、文官将慧!」
わぁー、スゴイなー。将慧あっという間に勝っちゃた。もう、すごいとしか言えない。鮮やかすぎた。相手が攻めてきたら、ルート潰して、守ってきたら、攻める。えげつなかった。極めつけは、相手が不正しようとしたらさり気なく精神攻撃仕掛けてみたっぽいし。関心をとうりこして、もうなんの感想も出てこない。
なんか、みんながこっち見てくる。なんで?おっ、将慧こっち来た。
「明煌様、勅命をしてください。この隙ですよ。」
そうか、そういうことね。確かにみんなが唖然としている今が絶好の好機だな。ナイス将慧。
「これで、わかったであろう。どちらがより、有能なのかが。よって直属部下は将慧となる。また、我の直属部下の名は、近侍と改める。」
、、、これでなんとかなったかな。後は正式な文書に署名して、言って終わりっと。長かった。本当に。切実に。とりあえず、将慧を称賛しないとだな。まじで、変なやつにならなくてよかった〜。
「将慧、よくぞやってくれた。これからも期待しているぞ。」
「はい!はい!感無量でございます。こちらこそ、期待にお答えできるように身を粉にしてお使えいたします。」
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