どうも皆さんこんにちは。

　新人新聞部Kのなんでもお悩み相談室です。

　この記事を書いているまさに今は、私からすればまだ夏季休暇の途中です。

　寮に残っている人が私の他にも、ちらほらといるのは意外でした。

　帰りたくないのか、帰る場所がそもそもないのか。

　どっちでしょうね。

　さてさてそれでは、今回のお悩みはこちらです。

　“友達をやめたい相手がいます。私は冷たい人間ですか？”

　投稿者は無記名さん。

　なるほど。

　友達をやめたい相手がいると。

　どうやら自分自身が冷たい人間かどうかというところをあなたは気にしているようですが、それに関しましては心配はいりません。

　今回のお悩み自体には、すぐ回答ができます。

　少なくともあなたは冷たい人間ではありませんよ。

　世間一般で言うところの冷たい人間は、友達の一人や二人と関係性を断とうか迷った際に、自分自身が冷たい人間かどうかなどと考えることすらないでしょう。

　冷たい彼らが考えるのは、メリットやデメリットだけ。

　要するに、本当に友人関係を解消して後々困ることが起きないかどうかという、心理的というよりは現実的な問題に焦点を当てるはずだからです。

　自分が冷たい人間かどうか悩んでいる時点で、あなたには暖かな感情が有されていると言えるでしょう。

　ここで少し興味が湧くのは、あなたのような冷たさのない方は、どんな時に友人関係を断ちたいという感情を抱くのでしょうか。

　友人関係の解消を望むということは、前提として現時点では友人同士であるということになります。

　わざわざ悩むくらいです。

　心情的には友人のままでいたいという思いが窺えます。

　それにも関わらず、友達をやめたいとあなたが思うほどの出来事。

　いったいあなた方に何が起きたのでしょう？

　相手が変わってしまった？

　それともあなたが変わってしまった？

　あなたのような暖かな人にとって、一度構築された友情はそう簡単には壊れないと思いますので、もっと大きく決定的な出来事が起きたと考えると、個人的に興味が湧きます。

　価値観の違いで友達をやめたいと思うような相手とは、そもそも最初から親しくならない気がしますから。

　そうなると、どうしても友達を続けられない環境下にあるのでしょうか。

　しかし、自身が冷たい人間か悩むということは、誰かに強いられているわけでもなさそうです。

　右手や臓器が盗まれても、別に友達をやめるほどではない気もしますし、よっぽどのことがあったはず。

　答え合わせをするつもりはありませんが、想像は膨らむばかりですね。

　私だったらどんな時に友達をやめたいと思うか。

　たとえ友達をやめたとしても、それはもうかつて友達だった人に変わるだけであって、友達ではない人とはまた別の存在な気もしてしまう。

　生きていようと、死んでいようと関係ない。

　ついつい、考えてしまいますね。

　というわけで、今回のお悩みの回答はこちらです。

　“腐っても友達”

　今回のなんでもお悩み相談室はいかがでしたでしょうか。

　ご意見、ご感想、ご相談お待ちしております。

　それでは次のお悩みまで、さようなら。