3年間、私が生徒会だったこと

実山

第1話新入生の前でやらかす

1話:新入生の前でやらかす


「急いで!間に合わないよ結衣さん!」


「はいぃ!!今行きまッ、、、うぉああああ!?」


この日は雨で、廊下は湿っていた。

新入生の大事な入学式で盛大に転んでしまったのは、

なにをするにも、

なにかをミスする生徒会の問題児

2年生の若村結衣、この私である。




私は転んだ後、何事も無かったかのように平然と式に戻ったつもりだったが声は震えて小さく、

正直、新入生代表の子の声のが大きかったと思う。

内心焦りまくりでネガティブ野郎になっていた。

我ながら本当に情けない。



しかも、どうやら頭を守って滑ったせいで肘を怪我したらしく、右肘が少しヒリヒリする。


「結衣ちゃんが今年度初めての保健室利用者だわ」

そう言いながら苦笑いを浮かべるのは、保健室の吉先生。


式が終わり、心配してくれた同級生の梨花に

保健室に連れられた。

診てもらうと、肘の筋?が切れているかもと言われた。


最悪は骨折しているかもしれないそうで、

肘は青黒く染まっている。

すぐに病院に行くことが決まってしまった。


「、、、ガチですか。」

さっきまでは痛くなかった肘がズキズキ痛み出したように感じる。


私はこの日から人生初のギプス生活が始まった。

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3年間、私が生徒会だったこと 実山 @Miyamaron

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