とあるJKの毎日お馬鹿日記

ゆいぽん酢

六月、日記を始めた!

小説を…投稿してしまった…!

とある日曜日の深夜。


平凡なJKはいつも通りタブレットでネット小説を読み漁っていた。


(う〜ん、これ面白いけど、続き無いんだよなぁ…)


ネット小説には、続きが数年間出ていない作品も多く存在する。


なので、折角面白い小説なのに最後の展開が分からないなんてと毎回歯痒く思っていた。



そしてこのJK、何をとち狂ったのかいきなり突飛なことを思い付きやがる。



(そっか、自分で小説書いちゃえば良いじゃん…!!)


いや、どうしてそうなった。


普通、自分で続きを妄想するとか完結済みの作品しか読まない様にするとか、色々あるだろ。


何故一番面倒くさそうな手段を選ぶ。大丈夫かこいつの頭。


だが、JKは変な理屈を並び立てて早速どんな小説にするか考え始めた。


(自分で書いたのなら、続きがすぐ分かって楽しいよねきっと!!よし、書こう!)


思い立ったが吉日、JKはガチで文章を書き出した。


しかも、親に許可も取らず勝手にサイトにユーザー登録してまで。


(ま、バレなきゃ犯罪は犯罪じゃないって言うから別にいっか!)


そしてこの本人、完全なるノリでやってしまっているので、バレた時のことなんて一ミリも頭にない。


おいおい、本当に大丈夫なのかこのJKと思ったが、本当に三話くらい書いて、一気に予約投稿してしまっていた。


誰も止める暇がないくらいの鮮やかさで。


そして、ワークスペースを見てみると…小説が『公開済み』に!


JKは、心の中で拍手をした。


(わ〜すご〜い!本当に、私の作品が小説投稿サイトに載ってる!

…でも、あんま小説を公開したっていう実感湧かないなぁ。)


そりゃそうだろう。覚悟を決める暇すら無く、書きたいだけ書いてポチッとボタンを押しただけなんだから。


投稿したばかりなので、ブクマもPVも何もかも付いてない。


ぶっちゃけ、ただ文章を書いただけである。


(ま、思ったよりこれ楽しいし続けてみますか!)


ルンルンと新しい趣味に心を躍らせるJK。





しかし、その翌日。JKは、地獄を見る事になる。

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