狂人にふさわしい自業自得な末路……という言葉だけで片付けるには、あまりにも悲し過ぎる、誰も幸せになれないお話だと感じました。
ただ、悲しいことにこのようなお話はネット上では日常茶飯事で、それによって心に大きな傷を負って筆を折る創作者も数多くいるわけで。
本当に救われないですし、そうなる前に健全なコミュニケーションで良き創作ライフを送ってほしいとも思います。
作品は、褒めることはすれど貶すことなかれ。
自分がそれを言えるような大層な肩書を持っていない以上、自分の言葉が的外れである可能性は拭えないのですから。
ネット創作界隈に悲しみを広げないためにも、今一度自身の書き込みに注意したいものです。
もっとも、狂気に飲まれた方にはこの声も届かないかもしれませんが……。
私はつねづね思うのが、あるか分からない、よほど下手な所に立ち入ったりでもしない限り遭うであろう事もない死者の怨念だとか呪いよりも、生きている人間の方がよっぽど恐ろしいと思うんです。
ことに相手の顔が見えないからって、袋叩きにして吊るし上げてある意味絞首刑(精神的には)にしてしまっても自己正当化と責任転嫁て済ましてしまえる匿名性の高いネット空間というものは本当に怖い。その怖さを凝縮したような話が、此処に在ります。
読むことを内心オススメは出来ないんですけど、自信が加害側に回らないためにも被害者にならないためにも、こういう事もあるのだと知るために読んでみて欲しい、そんな作品です。