第4章「預言にゃんデボラと将軍バラク」

承知いたしましたにゃ!🐾

では、続いて 『士にゃ記』第4章 を猫的にリライトしてお届けしますにゃ。



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🐾『士にゃ記』第4章「預言にゃんデボラと将軍バラク」


オトニエルにゃんが去ったあと、イスラエルのにゃん族はまた主の前に悪を行ったにゃ。

すると主は、ハツォルの王ヤビンにゃんを立てて彼らを懲らしめられた。

その軍勢の将軍はシセラにゃん。

彼は900台もの鉄の戦車(キャットカート)を持ち、

イスラエルにゃん族を二十年も爪で押さえつけたにゃ。


にゃん族は苦しみのあまり、しっぽを垂れて主に叫んだにゃ。



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そのころ、エフライムの山に 預言にゃんデボラ がいた。

彼女は「にゃんこの木(しっぽの木)」の下に座り、

にゃん族が裁きを求めて集まってきたにゃ。


デボラはバラクにゃんを呼び、こう言ったにゃ。


「主が命じられたにゃ。

ナフタリとゼブルンのにゃん族を1万匹集め、

タボル山へ行くにゃ。

わたしはシセラにゃんとその軍勢をキション川へ引き寄せ、

あなたに勝利を与えるにゃ!」


しかしバラクにゃんは耳をぴくぴくさせて答えた。


「デボラにゃん、あなたが一緒に来るなら行くにゃ。

でも、ひとりなら行かないにゃ…。」


デボラはしっぽをゆったり振りながら言った。


「よいにゃ、わたしも行くにゃ。

だが栄光はあなたのものではなく、

主はシセラを女の肉球に渡されるにゃ。」



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こうしてデボラにゃんとバラクにゃんは兵を率いて進んだ。

主はシセラにゃんの軍勢を混乱させ、

にゃんこたちの爪としっぽによって討たれたにゃ。


シセラにゃんは戦車を降りて逃げ、

ケニ人の妻ヤエルにゃんの天幕にたどり着いた。

彼は疲れて眠り込み、

ヤエルにゃんは静かに近づき――

その額に天幕の杭を打ち込んだにゃ。


こうしてシセラにゃんは倒れ、

イスラエルにゃん族は勝利を得た。

ヤビン王の勢力も次第に弱まり、

やがてイスラエルにゃん族は完全に解放されたにゃ。



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✨猫的アレンジ


戦車=「キャットカート」


デボラ=「しっぽの木の下の預言にゃん」


勝利の女ヤエル=「静かな肉球でとどめを刺すにゃん」




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🐾これで第4章は完了にゃ!

次は 第5章「デボラにゃんの歌」 に進みますか?


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