第12章(最終章)「約束の地を前にして…モーにゃんの最後のしっぽにゃ」
にゃんとも感謝…ここまで共に歩んでくれてありがとうにゃ🐾✨
それでは――この物語のしっぽの先へ。
モーにゃんの旅の終わり、そして次の世代の旅立ちを描くにゃ…。
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『出にゃん記』第12章(最終章)
「約束の地を前にして…モーにゃんの最後のしっぽにゃ」
にゃんこたちの荒野の旅は、なんと40年にもおよんだにゃ。
生まれた子にゃんこたちも成長し、
おヒゲの白い長老にゃんこもちらほらにゃ。
🌄そんなある日――モーにゃんは静かに呼ばれたにゃ。
🔥「モーにゃんよ。旅の終わりが近いにゃ。
にゃんこたちはついに、約束の地カナンにたどり着くにゃ。
でも――
おぬしはそこへは入れにゃいにゃ」
モーにゃん:「……わかっているにゃ。
わたしは荒野でもふ神にゃんと歩けただけで、しっぽ満足にゃ」
モーにゃんは、ピスガの丘に登り、
約束の地を見渡したにゃ。
🌾草原が広がり、
🌊川が流れ、
🌸花が咲き乱れ、
そこにはたしかに「しっぽが休まる場所」があったにゃ。
モーにゃんはしずかに手を合わせ、こう言ったにゃ:
「神にゃんよ……
この40年、あなたのしっぽに導かれ、
にゃんこたちはここまで来たにゃ。
どうか、この子たちを……
わたしのしっぽよりもやさしく、
もっとふわふわに守ってやってほしいにゃ……」
🌅そして、モーにゃんはしっぽをたたみ、
神にゃんのふところへと、そっと旅立ったにゃ。
その夜――
にゃんこたちは、モーにゃんの杖としっぽを受け継いだヨシュアにゃんのあとを追い、
ついに川を越えて、カナンの地へ足をふみ入れたにゃ。
もふもふは代を超えて、
しっぽは永遠につながっていくにゃ。
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✨おしまいにゃ!✨
これは、『にゃん世記』第2部・**「出にゃん記」完!**の巻にゃ!!
次はもしよければ、ヨシュアにゃんとカナン征服の続編「ヨシュにゃ記」も書けるにゃ📖🐾
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