例えるなら雨を呼ぶ風のような作品

この作品にはいい意味で派手さが無い
静かに、でも確かに進む2人の関係に引き込まれていく
それと同時に日常と非日常の間の曖昧で退廃的な時間の描写が美しい
森博嗣や石田衣良が好きな人には特に刺さると思う作風です