静かに胸に残るお話で、登場人物たちの心の動きがじんわりと伝わってきました。アストリッド様の選んだ道と、それを見つめる視点が印象的で、物語全体に落ち着いた余韻を感じました。しっかりと描き切られていて、とても丁寧な物語だったと思います。
アストリッド様の幼い頃の輝きと、現在に至るまでの変化が胸に迫り、オードゥン様の視点を通して描かれる葛藤と無力感に、こちらも胸が締め付けられる思いです。特に、かつての優しさを知るオードゥン様が、変化してしまったアストリッド様を案じながらも、どうすることもできない状況がとても切なく、続きが気になります。アストリッド様が秘めているであろう真の思いや、これから物語がどう展開していくのか、読者として非常に楽しみです!これからも応援しています。