NGスターストーム

　愛ある多方面への星捧ぎは、それほど罪なことなのだろうか？

　規範は暗く曇っている、というのも、規範に抵触するか否かの基準は、闇のヴェイルに包まれているのだ。

　なぜ、地雷原を歩くかのように……

　なぜ、チキンレースのように……

　なぜ、表面張力スレスレの水満杯コップにコインを落とすかのように……

　優秀性賞賛と感謝の五芒星の煌めきを、怯（おび）えながら、降り注がねばならないのだろうか。

　ところで、某大乱闘対戦ゲームでは、地球救世野球少年の礻スがNG級スターストームを使用するが、実際の本家RPG、『M🌍THER』において、彼はその技（サイ）を使えない。

　なんなら、星捧ぎのみならず、閃光も、火炎球も、誘導雷弾も使えない。

　では何なら使えるのかというと……

　プレイヤー自身が思う『カッコイイもの』を自由に決めて、それを技名とする技が、使えるのである（磁石技や回復技も使える）。

　だから、神ゲーなのである。

　てか、これ、何の話！？