登場人物に投影される作家像

らんたん

第1話

作家サイドのお話です。


 執筆を始めてみて、登場人物を作っていくわけですが、

けっこう自分というものが投影されるなあと強く感じます。


 たぶん初心者だとより強く感じるのでは?

というのもまず自分を起点に主人公を考えたりするので。

但しだいぶ乖離することもあるかと思います。


 作品を作る過程でどこかに登場させたくなるんですよね。

私の1作目で例にとると脇役のさらに脇役でした。

傍観者のケースもあれば作品を俯瞰するような存在もありえるかと。


 何故投影したくなるかですが、やはり「自分の中で解決できていない問題を、登場人物に背負わせて整理する」と考えるのが自然です。私の場合は完全に背負わせるよりも観察させてどう見えているかを朧げに意識したりします。


 書いていて気づいたのですがあまり難しく考えることもないかもしれないですね。自然に世界観だったり登場人物に反映されるのでしょう。いづれにしても書くことに慣れるのが先決ですね。



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