読者に次の作品も読んでもらうには?
前回は、「どういった創作論を書くとよいか」について取り上げました。今回は、「自作を連続的に読まれる方法(回遊率)」についてです。
■回遊率とは?
回遊率とは、「サイトでの滞在時間を増やす・他のページへのアクセスが増える確率」のことです。カクヨムでいえば、「自作を連続的に読まれる確率」と言い換えられるでしょう。
■どうやって作品間の「連続性」を生み出すか
一番分かりやすい手法は「コレクション機能」の有効活用です。特に「短編コレクション」を作ることをおすすめします。理由としては、読者がいきなり中長編を読む確率は低いからです。まずは、短編を通して作風を知ってもらう。その次のステップとして、中長編を読んでもらう。何事にも順序があります。
私の場合は創作論が多いので「コレクション機能」で創作論をまとめています。創作論のどれかを読んでもらい、興味が湧いた場合に連続的に他の創作論を読んでもらうためです。
■「連続性」が生み出す効果
作品を連続的に読んでもらうと、ある可能性がでてきます。それは「レビューをもらえる確率が上がる」という効果です。
連続して読まれるということは、「作風が好みに合った」ということです。ですから、推しの作者をプッシュしたくなる気持ちが強まり、レビューをもらえる確率が上がります。もちろん、作品自体が面白いことが前提です。
レビューをもらった場合は、近況ノートで感謝を伝えましょう。レビューを書くには「その作品の良いところをどう表現するか」が求められます。読者は時間を費やして書くのですから、感謝の気持ちを忘れてはなりせん。
私の場合、2023年12月に投稿した短編に執筆現在もレビューをいただきます。この場を借りて、レビューを書いてくださった皆さまに御礼申し上げます。
ただ、この効果を期待しすぎるのはおすすめしません。あくまでも「連続性(回遊率)」が上がったことの副効果だからです。
■まとめ
・「連続性(回遊率)」を意識する
・「短編コレクション」を作る
・レビューをもらったら、近況ノートで感謝を伝える
次回は、「作品の実績作り(箔をつける)」についてです。
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