クロウと再会し、多くの情報を受取り、客間に滞在させることにした。クロウの事はマリアとも面識があり、近所のお兄ちゃんのような存在であり、よくおやつをつくってくれた男の子という印象だ。

見た目は１７くらいのままの少年のような見た目でもある。料理やおやつの腕も一流である。

子供達が喜ぶような現代におけるケーキやドーナツ等に似た美味しいおやつもできるし、懐石料理のような美しい料理もできる。

人を幸せにすることに特化した男である。

幸福をふりまく悪魔。

彼の存在は誰よりも優しく穏やかな気持ちにさせてくれる。

人を幸せにするという悪魔はなかなかおらず吟遊詩人の歌にもなっている。

スロウスよりもある意味慈愛に満ちた物語をもっている。

人を救い癒し多くの英雄と共に脅威を退けた悪魔の魔剣士。

諜報と回復と魔剣を扱う悪魔。

聖なる力を宿した異端たる悪魔。

とある女傑と言われた姫の伴侶。

とあるルールブレイカー。

心を持ちて多くを護る守護者。

守護の理をもちて悪魔の理を打ち破った者。

スロウスの配下でもっとも年若く歴史が浅い悪魔。

だがもっとも優しき特異を持つ者。

心優しき邪悪。

それがクロウという男である。

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