では、今回の課題は

ある大学には、選ばれた学生のみが入ることができる特異なゼミがある。
与えられる課題はすべて教授が聞いた怪異や幻想といったモノからの依頼事。
課題はあくまで課題。大きく何かが変わるわけでも、強大な事件や劇的な解決があるわけでもない。同じものを見て交わる時間と言葉があるだけ。
これはそんなゼミに所属する者たちが送る、虚構と隣合わせの青い春のお話。


1話　その閃光の輝きを
高校生・奥野在翔は変わらぬ日常に飽きていた。変化を求めて過ごしていたある日、探し物をしているという青年に声をかけられる。

※ホラー表現はありません
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※この物語中に法律・法令に反する行為があったとして、それを容認・推奨するものではありません。