第7話 AIくんにイラストの依頼をしてみた【その2】

ところが、修正を繰り返していけばいくほど、

徐々にイメージから離れて、酷いものができていきます。


最初の修正結果は、指摘したポイントも適切でなければ、

変更したく無いところが勝手に変えられたり。

それで、再度修正をオーダーすると、同様な結果で、

さらにイメージから遠ざかっていく。


お顔は一番最初に戻して、というオーダーも実現できない。

勝手に自転車の車種がマウンテンバイクに変わっているし、

ヘルメットも一時、ノーヘルになってしまっていたし。

4、5回修正を繰り返した結果も近況ノートに上げておきます。


https://kakuyomu.jp/users/moogot/news/16818622176948044311


オーダーの仕方に工夫が必要かと考え、

事細かに指示を加えて、再度オーダーをかけます。

特に、乗車姿勢においてはこだわりがあり、

ハンドルを握る際の指の使い方、「twoフィンガー」というのですが、

人差し指と中指だけでブレーキレバーを握るとか、

右足はペダルに乗せて、左足は地面に下ろしてとか、

とにかく細かく指示を出したところ、、、


「指示に適切に応えるために、少し時間をください。」


と、言い出した!!!!

ちょっと人間くさくて、笑える。

他の作業をしながら、待つこと小一時間。

何の進歩もないので、催促してみる。

リアルで仕事で人と接する時と同様に柔らかめで。

すると返答の主旨は同じ。

全くのコピペの返答でないところは、やはり笑える。


2時間経過、3時間経過、答えは変わらず。

現状で作業を進めた場合の、終了の時間の見通しを聞けば、

わからない、とにかく待ってくれ、と。


24時間以上待ってみたが、全く成果は得られず。

催促への返答も変わらず。

もう少し時間が欲しいと。


「では、オーダーをキャンセルして、別の案件をお願いします。

これまでありがとう。お疲れ様でした。」


AI相手に敬語を使ったり、

感謝を述べたりするという人の話を聞いて笑っていたが、

私も無意識にやってしまった。笑える。


やはり、AIは、この程度のことでも、

この世に無いものは生み出せないのか。

特にイラストの場合、既成に実績が無いものは描けないのか?

すごいリアルで見たこともない画像も、

実は過去のどこかに元ネタがあるのか?

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