道中

僕は学校に行く途中、母さんを殺したと思われる人を見た。なぜ、断言できるかと言うと数日前喧嘩をしたからだろう。でも、それが母さんを殺す理由には決してならない。何か別の理由があると見えた。でも、その別の理由は僕には分からない。だから、僕はその子に聞こうとしたら

「いった!何すんだよお前!!」

僕は聞くよりも石を持って投げていた。

「大丈夫か?」「痛いけど…」「病院行く?」「病院行くほどではないと思う…」

その子と一緒に歩いていた2人がその子を囲んだ。

「お前、何で石投げたんだよ!自業自得なんだからしょうがないだろ!」「そうだよ!あの日」

「ご、ごめん。そんなつもりはなくって…」

「ふざけんじゃねぇ!!」

ドゴッバシッ

色々殴られ、蹴られたりした。

「ち、違うんだって!話聞いてよ!」

「話聞く訳ねぇだろ!このクソが!」

「痛い痛いよ!!」


数分後、終わった。

あの子は保健室に行って様子を見てもらうらしい。


僕の心には何かしたっけ?と言う一心が残っていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る