第15話降臨
町長が前に出てきた。
「その女性を連れ出すのは許さん。」
「ほざけっ。この銃口は町長の頭を狙っている。妙な真似をしようものならば、この弾きがねを引く。」
町長と町内会の仲間がたじろぐ。
「打てるものならば、打ってみよ。職権乱用になるぞ。」
ズキューンッ!
弾は町長の髪の毛をかすめた。
町長はひやりとした。額に生汗が出る。
「暴行、拉致、監禁、立派な犯罪だと思うが。」
「くっ。」
「どくんだ!」
町長達は退く。
鈴木警部補は銃口を町長の頭へ狙ったまま、良美と一緒に車の方へと向かった。
「鈴木警部補!ゲーム!」
「仕方がない。」
その時だった。
ドクンッ!
ツタンカーメンが良美の体を憑依する。
「よくも、しくじってくれたな。立花家を根絶やしにしてくれる!」
「良美!?、、、ツタンカーメンか!」
ゴホッ!
町長の口から血が吐き出る。町長はその場に倒れた。
町内会の皆は恐れをなした。
「次郎が危ない!」
「無駄だ。」
「黙れ!ツタンカーメン!」
鈴木警部補は町長の家へと走った。
良美は気を失い、その場に倒れた。
「次郎!次郎!」
町長の家のキッチンで、町長の妻が血を吐いて倒れていた。
「にっ兄ちゃん、、、。」
「次郎!」
「ぼっ僕、、、大きくなったら、、、兄ちゃんみたいな、、、警察官に、、、、、、。」
次郎は息を引き取った。
「次郎ーーー!!」
副町長が良美を抱き上げ、町内会の皆と伴に町長の家へとやって来た。
良美が目を覚ます。
「あれ?私、、、。」
副町長が良美に誤る。
「すまなんだ。わしらが間違っておった。」
「町長のお孫さんが死んでる。もっもしかして私が!鈴木警部補!」
「良美のせいじゃない!ツタンカーメンのせいだ!」
「お願い!鈴木警部補!今すぐその銃で私を殺して!」
鈴木警部補は良美を抱きしめる。
良美は泣き崩れた。
副町長は後悔していた。
「わしらは、邪教を信じておった。このゲーム海のところにでも沈めておくれ。」
「分かりました。」
鈴木警部補は悪しきゲームを受け取った。
良美は海と聞いて泣くのを辞めた。何かを決心したかのように。
副町長と挨拶を交わした。
「どうか良き観光地になって下さい。」
「必ずそう致します。警部補さん。」
鈴木警部補と良美は車へと乗り込んだ。悪しきゲームと共に。
鈴木警部補は高速を走らせ、途中アウトレットに寄った。
「鈴木警部補、どうしてアウトレットに?」
「靴。」
「あっ。」
「買ってあげる。」
「嬉しい!ありがとう!」
鈴木警部補は拾った靴と同じサイズの靴を買い、良美にプレゼントした。
「海にこの靴を吐いて行くわ。最高の思い出にするの。」
「いざ、ツタンカーメン封印か?」
「うん、、、。」
2人は東京へと帰って行った。
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