第23話
2つのグラスに注がれたのは、真っ赤なワイン。
灯のついてねぇ部屋に外の光が淡く照らす。
先に口にワイングラスを持っていったのは、俺。
香りで分かるのは、違う成分が入っていると言う事。
だから、一気に飲み干し、倒れ込んだ俺は、ある意味俳優になれる才能があるみてぇだ。
お前は俺を殺せねぇ。
だけど、俺はお前を殺せる。
計算された完全犯罪。
完璧に確実にと計算された完全犯罪。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます