よくある『学校の怪談』として伝わる話。けれども、それに実際の規制が加わり、単なるお話の域から一歩でも踏み出していたら――事実として、陰に蠢くモノの存在があるのかもしれない。好奇心のまま、よくある怪奇現象を期待して踏み込んだ者を、容赦なく巻き込む怪異。背筋の凍る体験で留まらず、怪奇現象は刑事の出動する事件に発展してしまいます。この怪異に立ち向かう術はあるのか!?怪異が生まれた背景に、何者かの思惑が絡んでいるのか!?カラフルな毛虫を見るような、ゾクゾクが止まらないホラーです!