乃木国には古来より"人魚姫"の言い伝えがある。
都で万屋を営む、狐の式神使いの少年:七志八雲は名のある公爵家から「娘を連れて人魚姫を探してほしい」と依頼を受けた。
にわかに信じがたい、おとぎ話上の存在。
しかし父親は、海のように澄んだ瞳を持つ黒髪の娘:海邦(みく)こそ、人魚の末裔なのだと明かす。
共に行動することになった2人だが、国は彼女の存在を疎み、排除を企んでいた。加えて、護衛を引き受けた八雲にも"別の秘密"があるようで──
国で渦巻くのは、誰の心と心か。
綿密に練られた相関図も非常に分かりやすい良作です。
開けてびっくりな登場人物だらけで、サイドストーリーを追う手が止まりませんでした。
約5万字で完結済。
外伝までサクッと楽しめます。
The和風ファンタジーで笑いあり人情あり。
どうぞご一読を❀