第27話


一度、訪問した時は、インターホンを鳴らしただけ。


再度、訪問した時、新聞受けに新聞が溜まっているのを不思議に思い庭に入った。


その時、庭に続くサッシが開いているのを不審に思い、そこから中を覗いて、見つけた二つの死体。


一度目と二度目との間隔は、一週間。


その間に事件が起きた?


嫌、死亡推定時刻は、一度目に訪問した日の前日の夜中だったはずだ。


近所の話しでは、いつもと変わらない日常だったと言っていた。


大きな物音も争う声も聞こえなかったとも言っていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る