エロス
朧
第1話
手が触れても体に戦慄が走る
薄い肩、軽い肩に、顔埋め、
心がキリキリ切なく音立てる
彼の言葉が知恵が、
まるで自分の中に、
頭の中に流れ込み
彼の心と完全に自分の音が共鳴した時
多分、性行為より激しい歓喜を私は得ます
精神性無くして、肉体的充足感は無い
年齢重ねる前から私は
相手の所有する精神性、背景を
必要とした
勿論、ただ、肉欲、感じるって点では
生物的に雌ですから
在りました
そうした性行為って、
独りになった時、残るのは「空虚」なんです
「孤独」絶望的な空疎感・・
別れても
声と言葉
彼の流した涙や理由
それらが余韻として
私を満たさなければ
官能と呼ばない
エロス 朧 @oboto
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます