①④ そもそも小説に必要な要素とは?[中編]
②説明について
物語りに登場する
・人物
・世界観
・物
・場所
・設定
・用語
などを説明する。と、いうことです!
これって必要なの?
と、思いますよね。
めちゃくちゃ必要です!!
理由を説明します。
まず、前提として…
作品を書く前に、書き手は構成や設定を考えますよね?
それって、メモしたり、頭の中にありませんか?
でも、それはあなたしか知りません。
作品を投稿した後、例えば……読み手である読者が、オリジナル用語を読んだとしましょう。
なんのこっちゃ?
と、なると思いませんか?
なんで分からないの!?
と、思ったあなた。
それは、書き手はその設定を作って考えたので理解してますよね。
でも、読み手はそんなもの知りません。
初めて読むからです。
仮にも、当たり前にある用語とかなら別かもしれませんが、オリジナル用語はまず分かりません。
[だいたい分かる]
・ファンタジーなら「異世界」「魔法」「勇者」とかですね。
・恋愛なら、「高校生」「大学生」「職種」など。
[分からない]
・ファンタジーなら「滅鬼玉」「ミニョン」とか、今書きながらほんとに適当に考えましたが…
こんなの作者にしか分かりませんよね?
(※私も分かりません)
・恋愛なら「恋愛基準法」「恋愛罪」「
(※私にも分かりません)
と、このように知らないものは知らないままなんです!
なので、作品内で説明がないといけないんです!!
なら、どうやって説明したら良いの?
と、分からない人もいるでしょう。
こちらも、例をいくつか挙げていきます。
まあ、先ほどの「
この「奇跡」の説明をする場面としますね。
①地の文として説明する
[奇跡]
この世界の恋愛において、運命の人と出会ったときのために、デートなどの事前シュミレーションを行うことが出来る。
としましょう。
このように、名称を書いて、その後にナレーションのように説明する方法です。
続いて、
②キャラに説明させる
「そうね!この世界には、運命のヒトと出会った時のために…」
「デートの事前シュミレーションを行うことが出来る能力があるの!!」
「それが、[奇跡]よ!!」
「キミの持つ能力なの!!」
とかですね〜。
また、これは
「能力」→「システム」「法律」とか
[奇跡]→「奇跡」『奇跡』とか
「キミの」→「君が」「あなたの」「私の」
などの、いろんな言い換えができます!
キャラや世界観によって変えられますね。
と、このようにやり方はさまざまあります!
また、あえて例文の[
読んでみてどうでしたか?
事前に読み方を何度か見てますけど、忘れちゃいませんか?
あとから、ふつうに[
人の読むスピードは、個人差がありますが、基本的に前の文に戻りたくはないんですよね。
特に[なろう]読者は…
読めないなら、分からないなら、そのまま素通りします。
それか、ブラウザバックしてしまうでしょうね。
[カクヨム]さんは分かりませんが、若い層が多いので、おそらく同じでしょう。
本の小説と違うのも一つの理由ですよね。
本の小説はお金をかけてます。
でも、[なろう]や[カクヨム]は無料で読めますからね。
読めない、分からないなら、まず読みません。
それに、何百、何千と作品がありますからね。
これ、実際書き手になると分かることなんですが、[ふりがな]や[かっこ]をつけたりって、非常にめんどくさいんです。
ツールがあるので多少はマシかもしれませんが。
私の場合
[カクヨム]さんでは
ふりがな(ルビ)
《 を1回 》を1回 ルビをつけたい文字につける。
《 》の中に文字ということですね。
例)
書く時の画面では
『奇跡《ミラクルシュミレーション←(にかっこで閉じる)』
とします。
↓
読む時(プレビュー)は
『
と、このようにしないとルビがつきません。
[なろう]
なろうさんでは、《 》の代わりに ( )で出来ます。
また、強調(傍点)も似たような感じです。
[カクヨム]さんでは
強調(傍点)
《《》》の中に文字。と、することで出来ます
[なろう]さんは
私はツールであるのか知らないので、その文字の上の空白にある行に・・をつけてます。
なので、執筆の都合上つけたい箇所も、つけれないことも多々あります。
そのかわりとして、" " を使って誤魔化してます。
(ツール、あるんですかね?)
例)
・・←行間を空けて文字にのせる
私の秘密は…だ!
こんな感じでやってます。
で、[プレビュー]で、ふりがなや強調が必ずちゃんと出来てるか確認してます。
こんな感じで、作品の説明とは。
大前提として…
知らない人に向けて、知ってもらうために書く
です!!
以上が②説明になります!
いかがだったでしょうか?
皆様の作品はどうですか?
書き手だけ理解していて、説明がなかったりしていませんか?
私は、[地の文]や[キャラのセリフ]で説明してますし、オリジナル用語が少しでも行間が空けば…必ずルビをふっています。
もちろん、目がチカチカしてうざい!
と、思われることも想定はしていますが、それでも読み方や名前を知って読んでもらえると嬉しくないですか?
そう思って、読み手のことを考えて、親切心でやっています。
そう、めんどくさいですよ。ほんとに。
でも、それでスムーズに話を読んでもらえるなら、やって良かった!てなりません?
そういった、"読み手視点の気遣い"も必要だと私は思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
では、最後は後半でお会いしましょう!
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