終われば綺麗だったのにへの応援コメント
こんばんは。
2回拝読いたしました。
まず、主人公の男性のセリフがないのに不思議と他の登場人物との会話が成り立っていることに感服しました。
そのおかげで、静けさの中に現れる後輩の男性が浮き立つように明るく見える気がします。
また、煙草の匂いが染み付いているような部屋から始まり、喫煙所、喫茶店、ラストにまた自宅というように、全体的に煙の膜が張られているような光景が素晴らしいです。
しかもラストは蝋燭と線香まで。
フロウの計算が完璧にされていて本当に良い。
なお、私は
>そうなのだろうか。部屋の中でひっそり死に、蛆が湧いている方がおもしろいのではないだろうか。
>その姿が、ではなく、歩んできた人生が。
この部分が一番のパンチラインかなと思いながらラストまで拝読していました。
落ち着いた高齢男性の日常が粛として綴られているはずなのに、根底に流れる不安感や重苦しい空気がたまらないですね。
とても勉強になりました。
素敵なお話をありがとうございました。
作者からの返信
祐里さん、コメントありがとうございます!たまたまお見かけした企画だったのですがなんとなく書いてみようと思って執筆できたものでして、うまく書けたかはわからないのですが最後まで書けたことに個人的にホッとした作品です…!
退職後の年金暮らしな高齢男性、それも奥さんが亡くなってしまった後の男性がいいなと思って書きました。
深いところ、細かいところまでじっくりと読んでいただけてとても嬉しいです!
素敵な自主企画をありがとうございました!!
編集済
終われば綺麗だったのにへの応援コメント
遅ればせながら拝読しました! 草森さんの軽妙でどんどん先を読まされてしまう流れるような文体が非常に好きなんですが、たまにお出しされるこの手のどっしりした重厚感と重量感を感じる文体も非常にいいですね。草森さんはBLもGLもNLも書かれるし、恋愛の絡まないタイプの話を書かれても光るモノがあって、本当にマルチな物書きさんだなと思います。
この作品に描かれた主人公の男性の姿を見て、穏やかで寡黙なんだけど、どことなく厳格で融通が効かないところがある、という男性の人柄が鮮明に目に浮かびました。ビジュアルまで見えてくるようでした。相変わらず描写力が凄まじいです。
一見してなんてことない、平々凡々とした日常を過ごしているようでありながら、文章全体を通して酷い「死」の気配を感じて、しかも記憶している限り「死ぬ」という直接的な言葉をほとんど使わずにそれを表現している。さすがです。
ここんとこまたちょくちょく草森さんの書かれる作品を拝読できるようになって、とても嬉しく思っています。徐々に作話のペースが掴めてきたのかなあ、と。
ゆっくり長く続けてくださるといいなと思っています。引き続き応援してます!
作者からの返信
山田さん、いつもすてきなコメントありがとうございます…!深い部分まで読み取ろうとしてくださっているのもすごくうれしいです…🌿
自分としては似たような話しか書けない…とおもってしまうので、マルチと言って頂けて恐縮ですがほっとしました!
こちらの話の主人公男性は死を間近に感じながら晩年を過ごしているんだろうなあと書きながら思いました。
死役所という漫画を思い出しつつ書いたので、少し雰囲気が出ていたかもしれません…!
ちょっとずつではありますがまたちまちまと書けるようにはなってきました! 連載は止めてしまっていますが、焦らず慌てず楽しい趣味として書いていきたいなぁと思います。
コメント頂きありがとうございました…!