モモカが時間の異常に巻き込まれた人達を救う為に手を差し伸べる物語。オムニバス形式で繰り広げられる、モモカと時人の掛け合いが毎度面白く、各章あっという間に読み終わります。モモカの優しさ、時人達の人間くささと成長をお楽しみください!特に最終章は少し涙ぐみました。
人が生きている限り、関わらずにはいられない時間という概念。それに翻弄され悩みを抱えた人たちは『時人』という存在になってしまう。彼らを救う為に存在する時間管理局に勤めるモモカは、その人たちと触れ合い、出会いや別れを経験している内にやがて……というSFとヒューマンドラマを巧みに組み合わせたお話。特異な設定がまず目を引きますが、モモカが彼らと過ごす時間の温かさや感情の揺れ動きを作者様の綿密な描写が彩りを加えてくれている為、私はそちらの方が印象的でした。読後感も凄く良くて心からお勧め出来る作品です。
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