知らない私4
「あのねあのね!今日幼稚園でね!」
女の子が私に話しかけてくる。
そんな様子に私はふともし私たちの間に子供がいて孫が出来ていたらこんな感じだったのかな、と想像してしまう。
女の子と話していて彼女は彩月という名前だと分かった。そしてどうやら私たちは一緒に住んでいるらしい。与えられる情報量にまるで頭が追いつかない。
少しして彩月の母親が「お風呂の準備できたよ」と私に促してきた。一旦頭を整理したいと思い彼女について行く。浴室に着くと彼女はここに着替え置いとくからとだけ伝えられた。そして入浴しようと服を脱ぐと私は目を疑った。あるはずのものがないのだ。
2人のわたしの別々の人生 カエデ @kaede000108
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