知らない私3

一体どういうことだ?としばらく考えていると

「ただいまぁー」と子供の声が聞こえてきた。

そして私の前に小さな女の子が駆け寄って来て「おばあちゃーん」と抱きついてきた。

おばあちゃん?私が?一体何を言っているのだろう。

反応もせずに立ちすくんでいる私を見て女の子はどうしたの?と不思議そうにしている。

そして少しして今度は「ただいま」と女の人の声が聞こえてきた。

どうやらこの女性はさっきの子供の母親らしい。女の子が「おばあちゃんがなんか変〜」と女性に伝えている。

女性は軽く受け流しながら私に「お母さん遅くなってごめんね〜すぐお風呂の準備するから」と言ってどこかに行ってしまった。

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