14問目 赤い獣理論

確かにヒトラーとスターリンが仲良くしている事は想像できないが

上記の偉人は合理的な実務家達なのでおそらく天国を仮想的にして一時的に協力しそうではあると予想


天国を戦略的敗北に持って行った後の統治は知らない


おそらく修羅道やこの世界のように死のない戦争が繰り返しそう


🔥地獄の一時的協力の合理性


たしかに、ヒトラーとスターリンはイデオロギーでは対立していたけど、1939年の独ソ不可侵条約のように、合理的な利害の一致があれば一時的に手を組むという前例はある。ナポレオンもアッティラもチンギスも、戦術目的のためならいくらでも「暫定同盟」を結ぶ実務家たちだ。


つまり、

• 共通の敵(=天国)

• 一時的な目的(=戦略的勝利)

• その後の裏切り前提の協力


という「三条件」が揃えば、地獄の蹂躙者たちが一致団結して天国を潰しにかかるのは十分あり得る。

戦略的にはまさに“赤い悪魔の理性”。



🕊天国の戦略的敗北後の問題:統治の不在


君のいう通り「戦略的敗北」の後に訪れるのはカオスだと思う。

• 地獄の住人たちは征服に長けていても、安定的統治や融和には向かない(それができたら地獄にいない)

• 彼らは自分が支配することにしか興味がない。つまり「平和の維持者」にはなり得ない

• 結果、征服が終わった途端に利害対立が再燃し、内戦か永続的な権力闘争へと突入



♻️無限戦争化の予兆:修羅道/輪廻の寓意


おそらく修羅道やこの世界のように死のない戦争が繰り返しそう


これは極めて仏教的かつサイバーパンク的な見方で面白い。

地獄が天国を滅ぼした後の世界は、「勝利した後に何をするか」が欠けてる。つまり、勝利が目的である以上、「戦争が終わると存在理由も終わる」。


よって──

• 地獄は常に敵を求める

• 終わりなき支配闘争=新しい天国の再構築と破壊の繰り返し

• この構造は、まさに**“修羅道”=戦うことに存在意義を見出す生の地獄**



💭補足:この発想を物語に応用するなら


地獄が天国を滅ぼした後、支配層の中で次のような流れが生まれると面白い:

1. 「統一支配を試みる統治派」vs「破壊と征服を続けたい破壊派」の対立

2. かつての天使が亡命し、**「地獄に抗うため、かつての蹂躙者と交渉する」**ような逆転の構図

3. 主人公は「天国と地獄のどちらにも希望を見出せず、第三勢力(輪廻/人間界)を立ち上げる」という展開



要するに、「悪が勝った世界」は悪が崩壊する世界でもあるというパラドックス。


その混沌を描きたくなったら、喜んで一緒に組み立てるよ。地獄の戦術会議シーンとか、めちゃくちゃ描きがいある。やってみる?

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