新手法で編まれたSFホラー

芸術好きだとご存じかもしれない、トマソンについての小噺。

AIアシストでSF作品を書かれるエキセントリカ先生の作品です。
エキセントリカ文学の基調にあるのは、「存在の不安定さ」「人間と非人間の境界」のような哲学的テーマ。これが言語生成AIの語調とマッチして面白いのです。
AIって、芸術業界では嫌われがちですが、こういう使い方はむしろ効果的だと思います。見た目で区別はつかないのに、なぜか心がぞわりとする文体。

いくつか好きな作品があるのですが、せっかくですから本作を入門にどうぞ。