015 水泳

 異世界に転移して3日目。


 転移したのは小さな島で、その島が沈みつつあった。

 なんてことだ。


 隣の島は見えるが中々の距離がある。


 それでも生きる為には泳ぐしかない。


 よかった、義務教育で水泳を習っていて!

 習ってなかったら、アウトだった。


 私はジャブジャブと学校で習った犬かきに命を託すのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る