ep04. 王女様と吟遊詩人

 PVは0。

 無限の可能性を秘めている。

 何の事かと言えば、Web小説の事なのだが。


 人は、お金がなければ生きていけない。

 でも、お金を稼ぐ事だけに時間を費やしても生きていない。

 お金にはならなくても、魂を削って、成すべき事があるのだ。


 最近の俺にとっては、Web小説を書くことが、生命維持に欠かせないのだ。

 俺は、王女殿下とのあれこれを事実そのまま小説にしてカクヨムに公開している。

 いつか、起訴された時の弁護資料になるかも知れない。

 まさに、俺の社会的生命を繋ぎ留める命綱だ。

 

 PVは0だけど。

 人はPVのために小説を書くにあらず。

 ほんとだよ?

 

「遠い目をしているけど、一体何を考えているの?」

「あ? うん、いつ死のうかなーって」

「ちょっと!? ビールも飲ませてあげたでしょ? なんで急に死のうとしているのよ?」


 殿下は、家臣の健康を気にして言ってくれているのだ。ごっこ遊びは抜きにしても、ありがたいじゃないの。

 14歳女児に肝臓を心配してもらえる36歳児。ちょっとした、いや、ラノベならご褒美だぞ!


 今日来ているお風呂は、館内に寝転がれるスペースがあって、ちょっとしたネカフェ並みにマンガも置いてある。週末の夜や土日は、このスペースは混んでて使いづらいけど、平日の昼間なら快適に過ごせる。ビールくらい飲んでも、夕方まで寝ていれば、飲酒運転の基準値以下まで酔いも覚める。飲み足りないけど、今追加で飲んだら、深夜になっても帰れない。


 14歳女児と、お泊りになってしまう!


  犯罪なんだよなあ、それ。正確には青少年育成条例違反。深夜徘徊の助長に該当するから川崎の場合だと、5万円以下の過料。案外、安くない? いや、社会的に抹殺されるから超高値だわー。この国は犯罪者の更生を許容してないからね。


 いやもう飽きたな、この犯罪者ネタ。

 ただ、友達の居ないフェラーリヅラ同士で遊んでるだけじゃん。


「カーシェアって時間単価なのよね? 15分単位だったかしら。結構な金額になるんじゃないの? もう4時間くらいここで寝てるわよ」

「いや、4時間越えると料金体系が変わるから、後は6時間まで同じ料金だよ」

「あら、お金の計算はさすがにちゃんと出来るのね。感心よ」

「俺、大人だよ? それくらい計算出来るよ。タクシーで来るのと、どっちが安いかとかちゃんと比較出来るよ? それも単純に金額ベースじゃなくて、電車とか乗ると職務質問された時やべえな、とかそういう事も含めてトータルで計算するよ?」


 そうかしら? と殿下は言う。


 消費税が数パーセント上がっただけでパニックになって数百円のトイレットペーパー買い込むし、給与から天引きされている社会保障費の金額知らないのかしら? そんなに消費なんかしてないのだから、消費税よりずっと大金を徴収されているでしょ? クーポン目当てで、たった一杯のうどんの為に何時間も並ぶし、単価を考えたらお米は安過ぎるのに、値上がりしたら国民を殺す気かと喚くし、もっと単価の高い麺類を買い占めているし、そもそも買い占めという自らの行為が品不足の原因なのに、大衆って無知よね、あなたの言う大人ってその程度よ? と早口で語った。


 王女様は庶民の生活に詳しいね、とか、14歳女児でも分かる事を理解してない大人が多いって事だよねえ、とか、いつものラノベやアニメのトークしている時よりもヲタクっぽい話しっぷりだなあ、とか思った。


 王女様が本当に国を動かせる立場なのなら、俺は、こいつに忠誠を誓って生涯を捧げてもいいんだけどなあ。近衛騎士改め政策秘書として。批判をするなら、対案が重要なんだけどね。

 俺は、異世界に転生するしか無いなと、思考も権力の執行も放棄しているけど、こいつには何か策があるのだろうか?


「そろそろ、アルコールが抜けたんじゃないの? 晩ご飯どうするのよ、ニート騎士」

「んー、基準値以下って観点ならそうかも知れんが、念のため、もう2時間くらい居るよ。お前だって、その積んでるマンガ読みきりたいだろ。ところで、ニート騎士って何?」

「買う程じゃないけど続きが気になるマンガって罪よね? 法律で禁止してやろうかしら? 電子書籍でも5巻まで無料とか、だいたいこのタイプなのよね」

「とんだ暴君だな!? 言いたい事は分かるけどね? 続きが気になるなら買おうよ。お前には、クリエイターの苦労が分かんないの?」

「何度も言うけど、お前って言うな」

「殿下って呼べって? もうさー、王女と近衛騎士の設定に飽きたんだけどー。お前が勝手に、設定を追加してくから準拠するの大変になって来たしー。アンとマシュウごっこにしない?」

「それだと、私の名前を呼ぶ事になるわね? いいの?」


 こいつと初めて会ったのは去年の年末で、今はもう3月だ。未だに名前を知らないのはどうなの? 捕まった時に、よりやばいじゃんよ? コイツの方は、俺の本名はおろか住所まで特定している。


「もちろん俺がアンだよなあ。お前、マシュウな」

「ちょっと? それはあなたの本名がそうってだけでしょ? 私がアンよ、eは付かないけれども。アとンだから」

「じゃあ、名前教えてくれよー、アンって呼ぶわけにはいかないぞ、俺がアンなんだから。俺もeは付かないし、赤毛でもなければソバカスも無いが」

「いいのかしら? 私の真名を聞いたら、もう引き返せないわよ?」

「急にチュウニ病患者になるな。いや、リアルチュウニだったか。もう引き返せないとこまで来てるよ。気にすんな」

「そうかしら? まだ、あなたの人生を奪ってないわよ?」

「あー、はいはい。俺の人生を捧げて生涯の忠誠を誓うからさー、名前教えてー」


 だから言ったじゃないか、と。

 ごっこ遊びこそ真剣にやれ、と。


 そう過去の俺が言った気がした。

 ずっと後になって思えば、だけど。


「リーザよ」

「ちょっとマジで? それ俺のなろう小説から、とってない? あれ読んだの?」

「違うわよ。カクヨムで公開してた時に読んだわよ。って、そうじゃなくて、これが本名だから。エリザベスの愛称なら王女って感じだけど、そうでもなくてリーザ。これが私の真名よ」

「なんだと? あれも半分以上のエピソードがPV0だったけど、あの時、既に俺のアカウントを乗っ取っていたのか。あれをカクヨムに置いてたの今年の1月だけだぞ」

「違うわよ? 1話の冒頭3行だけ読んで切ったわ。それに3月まであったわよ」


 聞くんじゃなかった。友達なら興味を持って読んでくれても良くない? へこむわー。


「それはどうでもいいけど。いえ、割と重要な事なのだけど。あなたの人生は私に捧げられたのよね? じゃあ、さっさと行くわよ」

「何処に? 何をしに、誰と、どのように、何を目的として?」

「うるさいわね」


 あと足りないものって何だっけな? 業務指示なら、明確に伝えて欲しい。必要な情報が抜けていると、こっちから聞くのも面倒なんだぞ? 勝手に察して動いていいなら、そうするけど。 気に入らないとクビ刎ねちゃうんだろ?


「私とお泊りするのよ。あなたの将来設計を目的として」


 あれ? やっぱりこれ恋愛ものだったの? 来月からニートかも知れないのに? どうやって養えばいいのだろうか。もしかして養ってくれるのだろうか。まず合法性をどうやって担保すればいいんだ? 恋愛ものに発展する前に、犯罪ものになっちゃう。


 まあ、いい。やらない理由だけを探すのはもうやめだ。


「どのように、が抜けておるのじゃが?」

「いいから、行くわよマシュー。まずはご飯よ。ニート騎士のために、私が作ってあげるから」

「え? うちに泊まるの? パンツ持って来た? いや、それは買えばいいか。お布団ひとつしか無いんだけども。 いや、子供が出来る心配は無いんだっけ」

「一瞬でどこまでどのように妄想したのか、後でWeb小説に晒しておきなさい。読んであげるから」


 やった! じゃないよ。読者ひとりゲットじゃないよ。何で喜んでんの俺。やべえ状況じゃんよ。何がやばいって、こんな状況に慣れてしまっているの俺がやばい。


 まず車を近所の駐車場まで戻した。

 そこから俺の部屋、ではなくて最寄り駅まで移動して南武線に乗ってJR川崎駅まで来た。さっきまで居たお風呂の近くだよ。何だか無駄な事している気がする。


 南武線の車中では、アンとマシュウの話をしていた。実は、アニメを10話くらいまでしかまだ観てないとか、原作の和訳小説も買ってあるけど、ずっと読んでないままだとかね。電子書籍だと積ん読感ないからなあ。忘れちゃうんだよね。物理で積んでいても、読まないままの本はいくらでもあるけど。なんて事を話していた。


 もっと気になっている事はあったけどね。なんかもう、こいつの突拍子もない行動には、いちいち驚かなくなったよ。だって、年末に家出しちゃう王女様なんだから。


「まさか、あれが王宮って事はないよな? そうも見えるけど」

「何言っているの? あれはショッピングモールよ。ラゾーナでしょ」


 買い物するなら、お風呂から、ここに来れば良くなかった?


「私が行きたいのは怪獣酒場よ。来月末で閉店するんだって」

「何だって? いつでも行けると思って行かないでいるうちに、無くなっちゃうやつか!? お台場のガンダムみたいに」

「私も成人したばかりだし、友達も居ないからね。まだなのよ」

「俺は、2回行った事あるけどな」

「ひとりで?」

「ひとりで。オープンした当初は近所に住んでたんだ。徒歩で行ける距離の居酒屋の中では、最高ランクだったな」

「そうなんだ。まさか、こんな近くに住んでいたなんて」


 さすがに俺の引っ越し歴までは把握していなかったようだ。

 それを調査するのは肉親でも面倒なのだ。同僚が親の遺産相続のために苦労していた。司法書士に代行して貰ったとか言ってたっけ? なんで住所、本籍地だっけ? の履歴が遺産相続に必要なのかまでは聞かなかったな。俺、関係ないし。そもそも近くの席で、会話してんの聞いてただけだし。職場でも友達作らないから、俺は。仕事に関係無いから。

 そういえば、俺の親って今何処で何してるんだろうか? そもそも存命なのかな?


「そんな、満席だなんて。平日なのに! 川崎は魔界なの?」

「魔界かもなぁ。居酒屋に行きたいなら、他にもオススメはあるけど。今も、その店があるかは分からんが。うちの近所の方がよくない? こっちで飲んでて、帰れなくなると困る。ネカフェとか泊まるのは体力的にきつい」


 そう言えば、晩ごはんを私が作ってあげるって言ってなかった? 居酒屋に来ちゃダメじゃん。あと、もう突っ込まないけど、チュウニは成人していない。


「ニート騎士のために、居酒屋を作ってあげるのが目的だから。成功しているお店じゃないとダメよ」

「作るってそっち!? 晩ご飯じゃなくて」

「そうよ? あなたのウザギ小屋には冷蔵庫も無いじゃないの。どうやってご飯作ればいいのよ? 今日は、朝まで飲み歩くわよ」

「別に冷蔵庫なんか無くても料理は出来るんだけど」

「残ったのを冷蔵庫に入れるでしょ? 作った事ないから、分量間違うわよ? どれだけ作っても全部食べるの? 死ぬわよ」

「いや、材料の質量以上のものはどうやっても作れないから。そうそう殺人的な量になならんよ」

「味が濃かったら、かさを増やすして薄めるし、失敗したなってなったらカレールウ混ぜて、カレーにして誤魔化しちゃうでしょ?」

「そこまで想像が出来て、何で間違うかな? 料理なんて化学と一緒だぞ」

「うるさい」


 はい、うるさい出ました。


 こうなったら、もう従うしか無いのだ。

 帰りのタクシー代がー、俺来月からホントにニートかも知れんのに。


「よし分かった、お前も大人だって言い張るなら、朝まで飲むぞ!」

「のじゃー!」


 のじゃーって何? 俺のなろう小説ちゃんと読んでる証拠じゃん。


「なんで? 生レバー無いの?」


 生レバー食べたら驚くんじゃないかなと思って、生レバーが売りの居酒屋に来てみたら、メニューに無かった。


「あなたいつの時代から来たのよ? そんなのもう提供が禁止されてから10年は経つわよ? んー、正確には13年前ね」

「あれー? オカシイな? 13年前ってまだ川崎に居ない、いや居たっけ?」

「もしかして異世界に行ってた?」

「そうだったら帰って来てないよー」

「ここが、あなたの思っている異世界かもよ?」

「お? その設定いいね? 異世界に行きたいポンコツが、実は既に異世界に居ましたってやつ。そうだなー、舞台はやはり川崎だな、うん」

「カクヨムに書けばいいじゃないの。どうせ誰も読まないけど。それよりも早く注文しなさいよ。あなたのオススメのお店なんでしょ? 任せるわ」

「そうさのう」


 生レバーは別にいいんだ。驚かせたかっただけだ。

 レバー串とか、うまいんだ。大きくて、火の通し加減が絶妙で。

 チエちゃんのホルモン屋の謎ホルモン串ってレバーなのかなあ? あの店がある異世界にも行ってみたい。


「ユニコーンのレバー串、時価。って何コレ?」

「あら? 怪獣酒場みたいな事してるじゃないの? 食肉偽装にならないのかしら?」


 テーブルの上に置いたメニューの上に、リーザがぐっと身を乗り出してくる。当然、メニューを覗き込んでいる俺とは、額がぶつかりそうな程に近くなる。いい匂いすんなー、こいつ。さすが、リアルチュウニは活きが良いぜ。俺なんて、そろそろ加齢臭するんじゃないの?


「あっちはツインテールのフライとか出してるんだが、そういう視点は無かったな」

「馬のレバーかしらね? こういう風情の店で出されると、ちょっと本物っぽいんだけど」

「ユニコーンのレバーなんていくらすんだよ?」


 ちょっと店員に聞いてみようか?


「あー、それはもう無いんですよぉ」

「売り切れちゃった?」

「いえ、そうではなくて、没収されました」

「どこに? 保健所に?」 


 すぐに厨房から店主らしきおっさんが出て来て、有耶無耶にされた。

 メニューの間違いなのでスミマセンと、生ビールをジョッキで2杯サービスしてくれると言うので、どうでもいいや。時価が、いくらだったのかは気になるけど。

 

「ジョッキでかっ!」


 リーザが珍しく、ちょっと口調が荒い。チュウニ女児なら、こんなもんだと思うけどね。こいつも王女様ごっこに飽きたのかな? 今は、王女様ごっこをしているアンごっこ、ってところなのだろう。どう違うのかと言えば、たまに地が出る。


「特大ジョッキかよ。2杯も飲めるかな? 飲めるな。冷たいうちに飲んじゃおう」

「いぇーい! かんぱーいっ!」

「あ、こら、子供が飲むなよ」


 あと、そのテンションは何? 友達の居ない部活みたいになってるぞ。実態を知らないから、マンガやラノベで仕入れた振る舞いをやっちゃうやつ。

 あれー? でも、お店が提供しちゃったって事は、これ合法なの? それとも、このお店はそんな倫理に欠けるお店なのか?

 いや? 通りかかった店員が、ギョッとした顔でリーザを見ている。

 そりゃそうだ。実は成人なんですって言っても、自称146センチのちびっ子だ。子供にしか見えない。

 でも、すぐに店主がやって来て、この人はいいから、みたいな事を言っている。周りが喧しいから聞こえないけど、そんなジェスチャーだな。そういえば、さっきリーザが店主と話してる時に、何か見せてたけど身分証とか?

 え? こいつ実は20歳過ぎてるの? まさかの、合法ロリロリ?

 

 ま、いいや。


 空きっ腹に一気に特大ジョッキの中身全部一気に流し込んだら、もう酔っちゃった。


「数えで15は成人だと言っているでしょ」


 王女様が言えば、法律も曲がっちゃうんだろ? 倫理とか人体の健康面までは、どうにもならんと思うが。


「うーん、ビールって初めて飲んだけど、この苦みがいいわね。苦み走ってるって感じの苦みね。苦いわ」


 ラガーだからね。

 語彙力が子供レベルだ。それとも、もう酔ったのかな?


「苦いのだけじゃないぞ、甘いのもあるし、酸っぱいのもある。酸っぱいのは無かったっけ?」

「あら? ちゃんと味わっているのね? 酔えばいいだけじゃないのね?」

「そりゃ、最初の2杯くらいまではね」

「いつも、どれくらい飲むのよ?」

「そうさなあ、外で飲むと多くなるよね、片付けなくていいから。この特大ジョッキなら4杯くらいかな」

「えぇ!? そんなに何処に入るのよ? お茶は、そんなに大量には飲めないわよ」

「そうさなあ、人体の不思議じゃなあ」


 ほんとそうね? 何処に入ってるんだろうか? 飲んだだけ出るわけでもないよ。おしっこが近くなるけどね。


「まさか魔女? いや、魔法剣士? そんな片鱗は無いけど」

「魔女は大酒飲みなの?」

「魔法でいくらでも飲めるし食べられるのよ、大魔法タべラ・サルだって筆頭魔導士が言っていたわ」


 なんで、そこ北海道弁なの? 他にもオサ・サールとかあるの?それはきっと破壊魔法に違いない。道民が物を壊した時に言うのだ、「私は何もしていない、お刺さっただけ」と。押ささるだっけな? 妖精さんの仕業だって意味だ。確かに破壊魔法だったわ。


「なあ、それも小説のネタにしていい?」

「いいんじゃない? 別に秘術ではないはずよ。あ、そうだ、コレね。遵法精神の高いあなたには、この状況は苦痛だと思うから、これ見せておくわよ」


 運転免許証かな? リーザは、それをテーブルの上に差し出した。さっき、店主に見せていたやつかも。


「誕生日が1月1日か、満年齢で14、数えなら15だな。分かり易いというか混乱するというか」


 あれ? なんで運転免許証なんか持ってるの? 種別は何だ?


「普通自動車、3.5トンまでって事は最近とったな? いや、なんで免許持っているの? オートマ限定ですらない」

「そろそろ気が付いたかしら?」


 なんだ偽造か? それは十分犯罪だけど。試しにスマホで免許証のICを読み取ってみる。


「暗証番号は?」

「答えるわけないでしょ?」


 ちゃんと正式な運転免許証として反応した。


 どういう事だ?


 今は、酔っ払っているから、明日の朝考えよう。

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