おおおお！お父さんが助かった時の主人公の安堵とか、いい未来に歩みそうな予感からの……死神の命の刈り取り……やっぱそうだよねえええ！
落語のお話も知っているのですごく終わり方大好きです！死神に会った時点で上手い話なんてないんや…

　おお、若者が一つのことを達成して、心穏やかに逝った。。
　ダークな中にも確かな救いのある、ある種爽やかなラストシーンでした。

　死神があの呪文を男に開示したのが意図的なのかどうか、そのあたりが気になるところではありますが、そこは読者の解釈に任せておくということなのでしょうね。

　昼休みの読書タイムが充実しました。ありがとうございました。
　お星さまをパラパラしておきますー。

　あ、申し遅れました。小田島匠と申します。ぽんぽん丸さんの企画から読みに来ました。
　ご縁がありましたら、また。

短編小説としてもうまく、死神の本歌取りとしてもうまく、とても良い作品でした。面白かったです。

企画から来ました！

1話で主人公の心情や過去が丁寧に描写されていて構成が素晴らしいです！

　短い中に死神の思惑、主人公の想いがしっかり入っていて、話の組み立てがすごく上手いと感じました。
　主人公が後悔を抱えた不良なのもいいですね。人に悪意を向けてばかりでも、何処かで人を救ったり親に感謝したいという欲求はあって、さらにそこに特別な力への憧れも重なって……結局死神に乗せられる形になり、なんとなく「騙された」感もあるのだけれど、”未練”は残さずに逝けるのなら、これは良い終わり方なのだろうなと思います。