正しさ
雨上がりの日差しが
ぬらぬらと光るコンクリートに反射して
私はただただその眩しさに
ああ、鬱陶しい!
あの人は今何をしているだろうか
私はちっともわかりはしない
知りたいとも思わない
どうせそこに私はいないから
あの人は正しい
いつも正しさの中にいる
その正しさが辛い
私はいつも間違っている
間違いは私の味方だ
あの人が正しいのはわかっているのに
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