第5話 セブンアークの七人の救世主 敵対



 虹の神様に愛された七つの魂がいた。


 その魂は、世界の危機に何度も立ち上がり、そこに住む人たちを守り続ける。


 しかし、七つの魂に目をつける悪が存在した。


 七つの魂を倒すため、彼らの力の秘密が団結にあると見抜いたその悪は、策を講じる。


 互いをいがみ合わせて、敵対しあわせたのだ。


 その策略にかかった七つの魂は、互いを攻撃しあい、傷付けあった。


 悪の策略に気づいたものもいたが、すべては遅かった。


 そこにいたるまでに積み上げられた憎しみが、無視できないほど巨大なものになっていたからだ。


 結局、七つの魂は同士討ちをして、全滅。


 その世界は悪の掌の上で蹂躙され、滅んでしまったのだった。


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シャックス 名家落ちこぼれの少年は未踏大陸踏破を目指す イフ短編集 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

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