1話 最強の力 いつの間に?

俺は藤原恭一。いたって普通の高校生(18歳)である。

ダンジョンが出現してから約10年の月日がたった。

 生活の中心にだいたいダンジョンが関係する世の中となり、高難易度のダンジョンに挑む人たちやダンジョンの攻略の様子を配信するサイト『dan live』でダンジョン配信を行うダンライバーなる存在ができたりしている。

 

 俺もまた覚醒者として探索者の仕事を行っている。だが実は、覚醒者になってダンジョンに潜り始めたのは小学生4年生の時なのだ。それからほぼ毎日潜っている。


 なぜ小学4年の時から潜り始めていたかというと小4の時に自分の部屋にダンジョンの入り口ができたのだ。このダンジョンはかなり特殊で俺以外の人には見えないのだ。だから親に話しても信じてもらえずダンジョン統括協会の人が本当にダンジョンなのかも確認していないダンジョン統括協会が管理できていない唯一かもしれないダンジョンとなってしまった。


 さらにこのダンジョンの特殊な点は俺以外の生物、モンスターは俺の許可なくダンジョンの外に出入りできないという点とダンジョンの中と外に何かしらの繋がりがないと外と中の時間の流れにずれが生じるという点だ。

 

 基本的に内部での一日が外での一秒となっている。後々わかるのだがダンジョン内部でどれだけ過ごそうとも肉体の老化、それどころか排泄などの生理現象の一部が発生しなくなる。

 とても科学的に証明するのは不可能な事象の数々がこのダンジョンでは起こっている。しばらくして、ダンジョン内と外の時間の流れのずれを調節できる装置を発見した。流れを同じにしたり内部の時間の流れのほうを遅くしたり、極めつけに内部の時間の流れを最大で外の31536000倍にまですることが可能。これは外での一秒が内部では一年となる計算だ。ダンジョン内部の構造も特殊なのだがこの話はまた別の機会にするとして、俺はこのダンジョンを使いひたすら特訓をした。

その結果がこのステータスである。


《名前》藤原恭一  《年齢》18

《Lv.》1(呪縛によって固定) 《種族》半神半霊

 HP 100(+170万)  MP ∞(体質ゆえにあらゆる減少効果を受け付けない)

 STR 20(+120万)  VIT 40(+100万)

 INT 15(+90万)   RES 50(+95万)

 AGI 60(+120万)  DEX 60(+150万)

 LUK 400(+777万)

《ユニークスキル》

『博識再現』『時空間支配』『神霊刀解放』『神霊装解放』

《ノーマルスキル》

『刀剣術』『納刀・抜刀』『生産・加工(極)』『弱点看破・特効』

『身体能力強化』『直感』『思考加速』『リジェネ(極)』

《称号》

《八百万の神の加護》

  ありとあらゆることに対して加護がつく。

  LUKの加護が特にすごい

   (補正の範囲内であれば、好きな数値に調節可能)

《神であり、霊であり、人の特徴を残すもの》

  元人間でありながら半神半霊へ至ったものに贈られる

  体内で神力と霊力が掛け合わさりMPが実質無限になる

《強敵にしか勝てない者》

 自分のレベルより5以上高い敵 もしくは、素のステータス値(HPとMPを除く)の

 合計が自身より高い敵と対峙した場合、

 自身のステータス値(補正値分も含めて)が最大10倍され、

 相手のステータス値の2倍分が自分のステータス値に加算される。

 (発動させるかさせないかの切り替え自由)

 ただし、自分とのレベルの差が5以下だった場合、自分のステータス値が対峙した

 敵のステータス値の半分になり、称号等による補正もかからなくなる。

 また、スキルも使用不可能になってしまう。

《固定石の呪縛》

 LV.が1に固定されてしまう呪縛。石を破壊しても解除不可能。

 最上級呪縛の1つ。


 いつの間にかこんなステータスになっていてびっくりした。実はステータスを獲得した当初から固定石の呪縛が存在していた。

 そのせいでレベルが上がらないせいで最初は苦戦したがもともと持っていたノーマルスキルの扱いに慣れていくと初期の敵は簡単倒せるようになっていった。


 そして、しばらくしたら他の称号も手に入れ、いきなりユニークスキルの欄が現れた。そこからはユニークスキルの使い方、危険性を研究しながらダンジョンで特訓を行っていった。


 こんなステータスを他人に見せたことはないに等しいが普通の人とは比べものにならないのは分かっている。だから普段は目立たずに生活している。なんたって俺、気づいたら半神半霊の人外になっちゃってたからね!






あとがき

さぁ、ようやく主人公登場です。

なんとなくで強くしていったらこうなりました(笑)

八百万の神の加護はやりすぎたかも

次の話では戦闘描写かきました。まだ不慣れなのでご容赦を

では、次のお話でまた会いましょう。さらば!



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