「無限だからねー、今のうちどんどん頼め頼め―！」

「なあ、ユニバーサルなんちゃらかんたらって、気になるんだが」

「それ聞いちゃう？　宇宙の理や真理が垣間見れるよ」

「……？」

「K％＃＃Hn＊LO＞ｄg0e+\RsuU、あれ？なんか変」

「え？　恐いんだけど」

「これがｄg0e+\RsuUの情報統制かな？　ごめん、なんか人には伝えられないみたい」

「真理、こわっ！」

「んー、言葉変えて分かりやすく、言うと、」

「いや、宇宙の真理など聞きたくはないわ！」

「一生、胸に秘めときなさいよ！」

「えー、誰かと共用したいなー」

「神さま順従すぎるだろ」

「なんでですかねー？　さすがにあの献身は、ドン引きするよねー」

「オマエにドン引きだよ！」　「アンタにドン引きよ！」

「褒めるなよー」　＜テレッ＞

「褒めてねーよ」　「褒めてないわよ」

「ジャンルがコメディ寄りで良かったね。

これがシリアス系なら何も頼めず何も得られなかったよ」

「ゴンダルフって、神さまを呼び捨てていいのかよ」

「んー、ゴン助、ゴン太、ゴン三郎……」

「いや、もっと酷いわ。ポン吉（ペットの犬）と変わらんわ」

「ネーミングセンス悪すぎでしょ」

「じゃあ、ゴンちゃんで」

「神さまの威厳って…」

「神さま服従させたなら、神、乗っ取れるんじゃないか？」

「あー、派閥とか、いろいろ禁則とか面倒そうだし、そこまで興味沸かなかったな」

「乗っ取れるんだ…」

「ムリムリ、人間が神になれないよー。……なれないよね？」

「オレに聞くなよ」

「そんな堅苦しい座なんていらないよ。

なにより、タケ兄とアヤ姉と離れ離れになるのイヤだよ！」

「コイツ、たまに可愛げがあるんだよな」

「天才だけど、根が子供なんだよね…」

「しかし、神さまの伝手があるのは大きいよな」

「それなんだけど１０代目神にならないと権限は制限されてるみたい。

禁則事項の為お互い連絡も今後何も頼めないから、持ち込みの恩威はここまでだね」

「連絡できないのが不思議なんだよな。

この物品の持ち運びは大丈夫なのか？こっちの方が大事になりそうなんだが」

「お、聞いちゃう？　万物の管理者、ｄg0e+\RsuU、」

「「聞きたくない！」」

「聞けよー」

ゴンダラフが転移して現れる。

「電化製品のテレビ、エアコン、洗濯機。

家具その他諸々搬送、配置しておきました」

「ごくろう。家なんだけど、テラウスで増築しての空間収納できるよね？」

「可能です」

「じゃあ、家はもう必要ないね」

「しかし、家一棟、土台ごと入るとはな」

「ダメ元で言ってみるもんだねー」

「家丸ごとは犯罪じゃない？」

「それ言ったらティッシュ１つでも犯罪だよー。それに地球に帰った時、時間が巻き戻るから戻った時、関係なくなるんじゃね？　知らんけど」

「関係なくなるなら、母さんに連絡はいいのか…」

「んー、一応、書置きした方がいいかな？」

「なあ武器は？　拳銃とか」

「スキルや魔法があるなら、それを活用した方がいいと思う。銃で闘ってもLVは上がる？」

「そうか…」

「けど頼むよ！　撃つ機会なんて地球じゃ狩猟しかないしねー。今度は自衛隊や米軍基地にでも侵入してもらおう！」

追加。

――――

拳銃（各種）

対人狙撃銃（各種）

重機関銃

各弾丸　

スタングレネード　１００

音響閃光弾　１００

手榴弾　１００

護身用スタンガン　１０

暗視スコープ　１０

熱探知スコープ　１０

自衛隊　アーミージープ　１台

軽装甲機動車　１台

１６式機動戦闘車　１台　装備品付き

９６式装輪装甲車　１台　グレネードランチャー付き

軍用ヘリコプター（○スプレイ機）　１機

サバイバルナイフ　１０本

日本刀　１０本

徳用チョコレート　１０００袋

徳用ポテトチップス　１０００袋

徳用サラミ　１０００袋

醤油煎餅　１０００袋

サラダ煎餅　１０００袋

カキピー　１０００袋

バタピー　１０００袋

烏龍茶　２ℓ　１００００本

炭酸飲料水　２ℓ　１００００本

スポーツドリンク　２ℓ　１００００本

缶コーヒー　各種　１００００本

ファンヒーター　１０台

仮設個室トイレ　簡易水洗（装備品含む）１０台　

――――

「トイレ！　これなかったら人間的に死んでたかもだわ」

「食品が腐らないなら、魚は？」

「生もの！いいねー」

「肉は？　あまり魔獣魔物とか食べたいと思わないんだが」

「異世界住みなら肉は現地調達だよー。タケ兄も異世界に望む決意まだまだだねー」

「魔物食べたいか？　ノゾミはゲテモノ喰い平気だが」

「けど保険も大切か。次は築地と精肉工場ＧＯ！」

追加。

――――

ブランド牛肉　１００キロ

ブランド鶏肉　１００キロ

ブランド豚肉　１００キロ

マグロ　１０匹

各種パック魚　１００００パック

納豆　１００００個

筋子　１００個

鱈子　１００個　

牛乳　２ℓ　１００００本

ブランド卵　１０個入り　１００００パック

キャベツ　１０００個

ジャガイモ　一袋　１０００個

玉ねぎ　一袋　１０００個

人参　一袋　１０００本

ホウレン草　一束　１０００本

葱　一束　１０００本

国産ニンニク　一袋　１００個

国産キムチ　１００袋

チーズかまぼこ　５本入り　１００００本

ウインナー　各種　１０００袋

インスタント味噌汁　１袋　１００００個

コンポタージュ　１箱　１００００個

ワカメスープ　１袋　１００００個

チューブワサビ　１００個

チューブカラシ　１００個　

チューブしょうが　１００個

豆板醤　１００個

オイスターソース　１００個

酢　１００本

味醂　１００本

料理酒　１００本

日本酒　１００瓶

お茶漬けの素　１００個

ホットケーキミックス　１箱　１００個

ホイップクリーム １００個

ガム　５０個入り　１０００個

飴　１袋　１０００個

うがい薬　１００個

目薬　１００個

ハサミ　１０個

ヘアカラー　各種　１０個

ヘアピン　１００個

櫛　１０個

爪切り　１０個

耳かき棒　１０個

綿棒　１００本入り　１００個

つまようじ　１００個

割りばし　１００善入り×１０００

アイス　各種　１００００個　

ケーキ　各種　１００００個

バームクーヘン　１００００個

アンパン　１００００個

クリームパン　１００００個

バターロール　１００００個

メロンパン　１００００個

かにパン　１００００個

――――

「ー海藻乾燥ワカメ１００袋。豆腐１００、いや１０００丁、メザシの一夜干し……」

「頼め頼めー！」

「食い物、アヤカの腹の中に半分以上収まるんだよな」

「３分の２とみた」

「服だがどうする？」

「アタシは自前の漆喰の黒のローブとかかな？」

「聖者だよな？」

「光と闇の聖女と呼んでー。異世界なら堂々と着れる。

アタシのコスプレ衣装は、今日、この日のためにあったのだ！」

「オレらの冒険服だが、地球にあると思うか？」

「あってもコスプレ物だねー。とりま迷彩服とかでいいんじゃない？」

「サバゲー仕様か。異世界で浮かないか？」

「浮くどころか、斬新なデザインでもてはやされるかもだよ！

あとは少しずつ、現地調達だねー」

「ノゾミ、闇魔法の件だが」

「アタシの本命だよ」

「お前の趣味は知ってるが……」

「危険って言ってたでしょ。こんなに頼んだんだから闇魔法なんてやめなさい」

「この物品はタケ兄と食料はアヤ姉の為だよ。アタシは何もなくても闇魔法だけ貰って使えればいいんだからー」

「な、なんて、できた妹。けど……」

「別にゴンちゃん、あそこまで追い込んだり、詰めなくても良かったんだよー」

「何も言えねー」

「あ、ゴム」

「ゴム？」

＜ヒソヒソ＞

「異世界ハーレム狙ってるなら必要でしょ？」

「………」

「男の性。タケ兄のラノベ異世界チョイスの傾向でわかるよー。それにアタシが男だったらヤリまくるよー」

「いや、それは……」

「まあまあポケットに忍び入れても邪魔にならない。冒険がどれだけ長くなるか分からないけど、ここで脱童貞といきましょうや。

娼館利用するなら性病もコワイしー。

アタシだって、マッチョでイケメンなサタンさんが現れたら使うかもしれないしね。いや千載一遇の機会、逆に使わず認知させるという手も……」

ドン引きするタケル。

「まあ使用するしないは状況次第、ゴムは備えてもいいんじゃない？」

「なにコソコソしてんのよ、ゴム？…あー、それも必要か」

「「え？」」

「余ったお菓子とか、留め具代わりね」

「そ、そうだな」

「守りたい、この純情（ピュア）」

追加

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避妊用具　１００箱

各私物　（衣服　靴　ブルーレイ　本　その他）

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　　神の白い部屋編　終わり

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１２　物品　終わり　　　　　　　　　（６２）

１３　テオタビの街　　　　　　　　　（６３）

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