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  • 第2話への応援コメント

    最後の花火が描きたかったのでしょうね!

    お話としては美しくまとまっていて大変読みやすかったです。

    ただ、残念なことに、花火は戦国当時、最先端技術で、明人(唐人)や南蛮人のみが作っていたとされています。

    特に火薬は軍需物資でしたから、花火を見たこともない人の方が多かったのではないかと。

    江戸初期は三河地方にのみ火薬の貯蔵・製造が許されていて、現在でもその傾向が問屋や製造元が多い理由とされています。

    歴史的事実に沿うと話がポシャってしまいますが。

    作者からの返信

    感想をいただき、本当にありがとうございます!

    「最後の花火が描きたかったのでしょうね!」というお言葉、とても嬉しかったです。まさにそこが一番描きたかったところでした。

    現代につながる「送り火」としての花火を描いたつもりだったのですが、歴史に詳しい方にとっては、終盤の展開、特に現代パートの入りなどで戸惑わせてしまったかもしれません。こちらこそ、悩ませてしまってすみません……。

    また、花火の技術や火薬の背景について教えていただき、とても勉強になりました。仰る通り、史実に沿えば確かに今回の展開は「現実には難しい話」かもしれませんが、今回はファンタジー的な解釈として、“死者を送るための花火”というイメージに挑戦してみた部分があります。

    歴史の現実と物語の理想の間で悩みつつ書いたので、そうした部分を丁寧に読み取っていただけたことが、何よりありがたく感じました。

    今後は、物語と史実のバランスにも、もっと意識を向けていきたいです。本当にありがとうございました!