海月の夜

メルオン

始まり

海はいいな人は多いけど少し外れたところに移動すれば波の音、潮の香り自分の荒んだ心を和らげる

七月の半ば海に来ているなんだかんだもうこの時期でも25度越えなのだ海にまで来ないとやってられない。かと言って僕はぼっちなのだ。一緒に来る人がいないが1人の方が気楽で良い。断じて言い訳ではない。

そんなことを考えてたら後ろの方から声が聞こえてきた。

「ちょっと!やめてください!!離して!」

なんだナンパか?僕には関係ないことだ。誰かが助けるだろう

でも誰も助けなかったら?、、僕はそんなことを考えてたが気づいたらナンパ男の前に立っていた

「や、やめてあげてください!こ、この人い、嫌がってるじゃないですか!」

「あぁ?んだテメェ正義のヒーロー気取りか?厨二病かよ。」

「とにかくやめてあげてください!!」

「チッ、しらけたわ」

今年一番いや人生で一番勇気を出した日だ、、、

「怖かったー!あ、大丈夫?腕掴まれてたし痛いところない?」

「あ、はい!大丈夫です助けてもらったので、」

よく見るとこの子顔も整ってるし綺麗だそして、、、胸も結構ある

「あの、どうかしましたか?」

「あ、その、すいませんでしたー!、」

僕は邪な事を考えていたと悟られたと思い走り去って逃げた。すると女の子が「あ、待って下さい」と言っているのが聞こえたがそんなの無視してその場から逃げた。人生で一番勇気を出した日でもあり1番恥ずかしい日でもあり1番後悔した中3の夏、、




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