読み終えた時 作品を読み終えたら必ずあった 喜怒哀楽すらをも飲み込んで 僕の言葉では表現出来ないこの気持ち 察して下さい
ディストピア的な制度のもとでも、愛だけは制度に従わないような、そんな痛切な祈りが胸に迫る傑作でした。無資格者として育てた息子の涙、母としての痛みと赦しに、心が締めつけられました。読み終えたあともしばらく動けないほどの余韻を残してくれた、魂に響く物語をありがとうございました。