　2025/5/17。ある異世界ファンタジーの作品を読んでいたのですが、このシステムをさらに活用するヒントがありました。内容としては、

　物語の頭、メインキャラ「タメ口をきくメイド」が主人公「王子」に対して「〇〇君」と呼んで、主人公とメイドの関係性を表現していました。のちにヒロイン「公爵令嬢」が主人公「王子」と絡むシーンで、

　メイド　：「〇〇君」呼びから「〇〇様」呼びに変化

　ヒロイン：メイドの提案で「〇〇くん」呼び

　このスイッチングには驚きましたね。この創作論を書く１つのきっかけになったのは間違いないです。自分にとってフィステリアシステムで「〇〇様」は欠かせない呼び方の１つで、主人公に向けてこの様に呼びかけてもらうには主人公の立場が上級、すなわち「王族」や「貴族」出身の方がシステムを活用しやすいと。主人公が「王族」「貴族」でない場合、主人公がメインキャラ奴隷の主か、眷属の主か。システムを有効活用するための制限（縛り）がありますが、縛りの中で物語を作っていくのか、縛りを緩めてキャラの自由度を高めていくのか、作品によって柔軟に対応したいところですね。