「白い結婚」により不遇に苛まれるヒロイン・ユディット……けれどそんな彼女を救ったのは、過去に行った〝善行〟という、爽快感のある物語!
1万字以下という短編小説で、情緒を揺さぶる表現が、贅沢なほど詰め込まれています。「おのれクズ夫……」と手に汗握る中、救われるべきヒロインへの納得の救済……。
特に過去「ヒロインは、どんな善い行いをしたのか?」という部分、物語づくりの勉強にもなりました……一話完結の短編、是非ともご一読をおすすめ致します!
「性悪や驕慢には相応の報いを」という一方で、「誰かに優しくすれば、善意が返ってくる」という……覚えておきたい〝教訓〟を感じさせてくれるのも特徴。
長編でも多くの書籍化で物語を魅せてくださる作者様ですが、短編も秀逸な御手前!
今後とも応援したいです……!